二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【イナイレ】心と体のアンバランス2 ツバサクロとコラボ! ( No.594 )
- 日時: 2011/03/13 15:37
- 名前: ユキナ ◆jSzUFJdXHo (ID: PxehR.Ud)
- 参照: http://www.youtube.com/watch?v
*預 言 書*
「あ、そうだっ!その時がくるまでまだ時間があるから、その本の説明してあげるよっ」
これが私なのか・・?
と思うくらい、性格が正反対なもう一人の私。
「この本、預言書って言ってさ、ちょっと見ててね」
預言書だって。
うわー・・なんかそれっぽい。
そんなことを思っていると、もう一人の私が預言書を開き、剣の絵が描いてあるページで手を止めた。
そして、そのページに手を突っ込んだ。
・・・って、え!?
「よいしょっ・・と」
何かをつかんだみたいで、手を引っこ抜いた。
その手に握られていたのは、絵と同じ剣だった。
「ジャーン!どう?これ、結構便利だよ」
と言いながら、剣を振って見せる。
あれ、絶対本物の剣だ・・・。
〜
それから、その・・預言書について説明してもらった。
もちろんただの本ではなく、本の中に取り入れたものは自由に出し入れすることができるらしい。
無茶苦茶便利な本だ。
「そーいえば、貴方の名前、日本名的なものある?なんか貴方じゃ呼びにくいし。」
カ「日本名?・・・小原カノン?」
「へぇっ苗字小原っていうのか。私は、真情カノンだよ。じゃあこれから小原って呼ぶね」
苗字って違うんだ・・。
自分のセンスの問題だよね・・?
カ「ほ、本名は?」
「小原といっしょだよ?」
ってことは、
「「カノン・ティアラ。/?」」
あぁ、やっぱ本名は一緒なのか。
〜
それからしばらく、真情はいろんな冒険談を話してくれた。
話している時の真情は、とても楽しそうだった。
カ「ねぇ・・真情は今、どの世界にいるの?」
「私?私は『日本』っていう国。たぶん会えると思うよ。」
カ「会える?」
なんでそう思うのだろう。
「いや、絶対会えるかな・・」
もう言い切ってるし。
カ「何故そう思う?」
そう聞くと、真情はニコリと笑った。
ちょうどそのとき、ざぁぁ・・・と強い風が吹いた。
—————————————・・・・
———————・・・・
————・・・
——・・
目を開けると、青い空が、目に飛び込んできた。