二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 第3弾!!どうぶつの森 ホヒンダ村だより —愛した分だけ— ( No.20 )
日時: 2011/02/23 00:25
名前: ショート ◆XjkrQ1YXPY (ID: yMcAY8PJ)
参照: http://ameblo.jp/short-inamori/

3話[ *—白!?—* ]


あたしはあれから、盗みについて教わった。

あんな顔してよく盗みなんてやるよね……
今日は……

コタロウとの、約束がある。


「さよりんさん、行ってらっしゃいです!」

「う、うんっ!」


黒猫、もといミーシャは夜行性のため、今は熟睡中だ。

確か、街で待ち合わせだったよね……!


「あっ、そこの貴方!」

「は、はい?」


って、でぇぇ!!?

何こいつ、黒猫のパクリ!!?
って思うほどそっくりさんだった。

ただ違うのは、色。

ミーシャが黒なのに対し、コイツは正反対の白だった。
じゃあ、白猫、みたいな?


「黒猫、知りませんか?

 こちらの方へ来たように見えたのですが……」

「えっ、何でですか?」


あたしは、この人の質問に焦りを感じた。

黒猫は、やっぱり追われてるの?
怪盗……だから?


「し、らないです……あ、あたし、急いでるので!」

「そうですか、何処へ?」


いや、何故追求する!?
別に何処行ってもいいじゃないか……


「や、その……」

「はっ、もしやおデートですか!!?」

「で、ででデートなんかじゃないですよっ!

 た、たた、ただ街に、行くだけ、で……」


自分でも分かった。
あたしの体温が上昇してること。

見なくても分かった。
あたしの頬が、赤く染まってること……


「恋の予感です!

 恋のキューピッドとして、是非お手伝いさせていただきたいです!」

「こ、恋のキューピッド?」


ま、マジで?

で、でも……いや、だから!
時間!


「では、早速行きましょう!

 勿論私は後をついていくだけですので、ご心配なく!」


それって俗に言う、ストーカーってヤツじゃあ!!?

街で怪しまれるよ!!?


「ふふっ、レッツゴー!」

「お、おー……?」


何かノッてしまった……
大丈夫、かなぁ?

でも、恋のキューピッドって自分で言ってるくらいだから、
期待してもいいのかも?

とりあえず、バスに乗らないとね。


「……さん、おきて」

「ふぇ……?」

「もう着いたですよ」

「はわっ!!?」


よ、よかった……起こしてくれて。

あたしはバスの中で眠っていたらしい。
えっと、コタロウは……、


「さよりーん!」

「こっ、コタロウ!」


笑顔で走ってくるコタロウ。


「よし、じゃあ何処行く?」

「えっと、その……」


あたしは、コタロウから目をそらし、俯いた。

何故なら、コタロウが手を握ってきたから。
恥ずかしいけど……でも、嬉しい。

期待、してもいいですか?


「じゃ、じゃあハッケミィのとこ行かない?」

「うん、いいよ!」


コタロウは、あたしの行きたいところから連れて行ってくれた。

まるで、エスコートしてくれてるみたいに見えた。

街にいる間ずっと、胸が高鳴っていた。

でも、時間は止まってはくれなくて。
もう空も星が輝き始めていた。


「じゃ、帰ろうか」

「う、うん……」


帰る直前、コタロウは握っていた手を離した。

それだけで、悲しかった。
寂しかった……

もっと、一緒にいたいよ。


「ここは自分の村へ行くべきです!」


耳元で聞いたことのある声が聞こえた。
あの白い人の声。

でも、あんなに遠くにいるのに……

いいや、とりあえず実行してみよう!


3話☆終

=====作者より=====

どうしてもやりたいホヒンダ小説があr((黙
テスト勉強、ってか今英語ワークをつぶしてますw

Try to Be the Only Oneとかいらねぇ←
新垣勉の歌とか聞いたことない^^;
…のに英語にはでてくるし、コイツ日本人じゃねぇか←

と思ってたら終わった(ぇ

数学は捨てることにしました←

ちなみに今日はallしてでも英語終わらせます!!!