二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 第3弾!!どうぶつの森 ホヒンダ村だより —愛した分だけ— ( No.38 )
日時: 2011/02/26 11:42
名前: ショート ◆XjkrQ1YXPY (ID: yMcAY8PJ)
参照: http://ameblo.jp/short-inamori/

5話[ *—白猫と黒猫の関係—* ]


あれから、あたしは即行で家に戻った。

そして、コタロウから貰った髪飾りを、部屋にしまった。
へへ、今日はいい一日だったな……!


「さよりんさん、何処へ行ってたんですか?」


下へ行くと、いきなりミーシャに質問された。


「え、と……街に」

「そうなんですか」

「そういえば、白猫……ってのが、アンタのこと探してたんだけど」


すると、笑顔だったミーシャの顔が、
急に真っ青になった。

何だろう。


「村、に……来てた……んですか?」

「う、うん……」

「さよりんさん、白猫に関わらないで、ください」


何で、そう思った。

白猫は、悪い人なの?
でも、そんな風に見えなかった。

いい人だと思った。
なのに、何で……?


「白猫、は、私を追っているんです……、」

「え……、」


そういえば、確かに白猫はミーシャのことを探してた。

理由は、分からないけど……、


「そして、さよりんさんは私と関わってしまいました。

 白猫は、貴方も潰しに来ますよ……!」


つ、ぶす……?
どういう、意味?

関わったら、ダメなの?


「……白猫の、本名はサーシャです。

 見た目は似ていますが、私とは関係ないんです」


か、関係ないのにあんなにそっくりなの?


「でも、悪いやつには見えなかったよ」

「人は見かけによらない、と言うでしょう?

 猫かぶってるだけですよ」


猫なのに猫かぶるのか。

に、人間だけどさ。
猫っぽいし。


「あ、もうこんな時間」


ミーシャが時計を見る。

もう時計は11時を指していた。


「そろそろ寝たほうがいいですよ」

「ミーシャは?」

「仕事があるので」


そう言って、ミーシャは家を出た。

仕事……か。
ミーシャは何を考えて、怪盗なんかやってるんだろう。

ちょっと、失礼かもしれないけどね。

まぁ、あたしも盗みをはたらくなんてこと、普通にあるけど……


「んしょ……っと」


あたしは、ベッドに潜り込んだ。

白猫や、黒猫のことを考えながら。

白猫って、黒猫って……何なの?
どうして、白猫は黒猫を追ってるの?

分からない、分からないよ……

そんなことを考えていると、あっという間に夜が明けた。


「……ふぁぁ、ねむ……」


ミーシャは、帰ってきたのかな。

そう思い、ミーシャの部屋をのぞいてみた。
そしたら、ちゃんと部屋の中にいた。


「……?」


あたしは、あるものに気付いた。

ミーシャの部屋に、紙切れがあったのだ。
純白な封筒に張られた、桃色の薔薇のシール。

て、がみ?

これ、って……!


5話☆終

=====作者より=====

やっと5話!
白VS黒ですn((

あ、囚われの花嫁忘れてた←
キャラ紹介、今から書いてきます!((おそ