二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 第3弾!!どうぶつの森 ホヒンダ村だより —愛した分だけ— ( No.40 )
日時: 2011/02/27 16:20
名前: ショート ◆XjkrQ1YXPY (ID: yMcAY8PJ)
参照: http://ameblo.jp/short-inamori/

7話[ *—にゃあ!—* ]


あの後、すぐに朝食になった。

あたしは、ミーシャと目を合わすことができなかった。
……ゴメンね。


「よし、今日は釣りでもしよう!」


すると、ミーシャの耳がピクリ、と動いた。


「私も行きます!」

「えっ、あ、そお?

 何か以外だ……ミーシャがやる気を出すなんて」


猫っぽいとはいえど、人間だし。

あ、魚好き?


「よーし、今日こそマグロ釣ってやるー!」


そう、今年に入ってから、まだ一度も釣っていない。

マグロっていうと、刺身が美味い。
シーチキン……、は、あまり好きではないけど。

……じゃなくて。


「えいっ!」


ポチャン、というが響く。
そして、海に波紋が広がった。

ミーシャは釣りをせずに、あたしの竿を眺めていた。
釣りをしにきたんじゃないのだろうか。


「ねぇ、ミーシャは釣りしに……」

「さよりんさんっ、ひいてます!」

「ぬっ!!?」


あたしの話を無視されたのは気にしないでおこう。

け、けっこう大きい……!!?


「どりゃぁぁぁっ!」


あたしの叫び声が響き渡る。

って……!


「や……やったぁ!

 ついにマグロ釣ったぁぁっ!」

「よかったですね!」


すると、村メロが鳴った。
これは時報だろう。

時計を見ると、もう昼の12時をさしていた。


「やば、戻らないと!」

「は、はい!」


あたしたちは、駆け足で家へ戻った。

そして、家に帰り、あたしはさよるんに無茶な要求をつきつけた。


「このマグロを刺身にして!」

「は、はい!!?」

「昼ごはんはこれで決まり!」


あたしは、それだけ行って、自室へ戻った。

そして、5分後さよるんがあたしを呼びに来た。
5分しか経っていない、ということは諦めて守護霊の力を使ったのだろう。

まぁ、何でもいいや。
刺身が食べられればいいんだ!


「う、うわぁ……!」


あたしがさっき釣ったマグロは、全て刺身へ変わっていた。

超美味しそう……!


「食べよう、さっさと!」


あたし達は全員席についた。


「いっただきまーす!」


あたしが一番に食べる。


「美味しい!

 ……って、ミー……シャ?」


ミーシャは、刺身を食べると、突然煙に包まれた。

な、何事っ!!?


「にゃあ!」

「ねっ、猫!!?」


ミーシャは黒猫へ変化した。

そう……普通の、猫に。


「な、何……で?」

「私は魚を食べると猫に変身しちゃうのですにゃ。

 1時間経てば戻るにゃ!」


そ、そうだったのか……
ってことは、サーシャも……?

そんな疑問が脳裏に浮かぶ。


「っと、さっさと食べないと!」

「はいですにゃ!」

「その状態で食うのかよっ!」


猫と一緒に刺身食うって、変な感じ!


7話☆終

=====作者より=====

今までずっとイナイレ夢小説読んでましt((黙れks
吹雪マジ天使←死ね

てか、ボカロの歌詞が一部のってるのって、
無断転載ですよね……

っと、今から絵を描いてきます!
ではでは!