二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 第3弾!!どうぶつの森 ホヒンダ村だより —愛した分だけ— ( No.74 )
日時: 2011/03/05 16:17
名前: ショート ◆XjkrQ1YXPY (ID: yMcAY8PJ)
参照: http://ameblo.jp/short-inamori/

10話[ *—ガーデニング—* ]


「とりあえず、あたしは今やるべきことをやるぜ!」


あたしは、村中に響くような大声で叫んだ。

やるべきこと……環境を整えないとね。
これは酷い。

ナチュラルグリーンだけどね。
いや、そんなこと言ってる場合ではない。


「すみません、さよりんさん、私今から寝ます……」


ミーシャは、それだけ言って部屋に戻った。

う、ウソでしょ!!?
素早いミーシャに雑草抜いてもらおうと思ってたのに!!
裏切りやがったな!!?

どうしよう、これは日が暮れる前に……終わるはずがない!


「さよりーん」

「こっ、コタロウ!!?」


目の前に現れたのは、コタロウ。


「暇だったから来た!

 さよりんは何してるの?」

「えっ、いや……環境整備?」


環境整備というか、雑草抜きを始める直前というか……


「そっか、オレも手伝うよ。

 って、あれ? ミーシャは?」

「あ、今はいない……」

「そっか、まあいいや、やろう!」


ミーシャがいない……ってことは、2人きり……!!?

でも、やってることは除草作業……
で、でも手伝ってもらうんだし、頑張らないと!


「どこからやる?」

「え、えっと、確か一番ひどいのがたぬきちの店の前……」

「わ、わざととかじゃ?」

「ゴメン、わざと」


そんなことを言いながらたぬきちの店の前に行く。
だってさ、割引もしてくれないし!

酷いよね、人が頼んでるのに!


「うわ、これは……」

「さ、さくっと終わらせちゃおう!」


放っといた本人が言うのもなんだが、
これはひどい。

数十分ほどかけて、たぬきちの店の前の除草作業を終える。
雑草の量がとても多かったので、予想以上に時間がかかった。

コタロウに手伝ってもらわなかったら、2倍くらいかかったかも……
感謝しなきゃね!


「次は?」

「近いからエイブル!」

「隣との差が激しい……」


エイブルシスターズの前はそても雑草が少ない。

多分、ルイコちゃんが通るときに抜いたのだろう。
そうでもなきゃもっとひどいはずだ。

さっきよりも量が少なかったので、時間はそこまでかからなかった。


「よし、終わり!」

「じゃあ、次は……」


こんな調子で、除草作業が進んでいった。
そして、なんと午前中だけで終わってしまった。

あとは、花を植えるだけだね!


「さよりん!」

「なっ、何?」


急にコタロウに呼ばれた。
何だろう。

そう思っていると、コタロウの手は、あたしの頬を通り、
頭に触れた。

な、何……!!?


「雑草がいっぱいついてるぞ。

 頑張ったんだな、さよりん」


コタロウの言葉に、思わず頬が熱を持つ。
頑張った、か……、

それは、コタロウがいたから!
……なんて、言えたらいいのにな……。


10話★終

=====作者より=====

次回、ミーシャ出ないと思います!
サーシャは出ないです((

3月3日、変なこと書いてサーセン。
マリン、リューリありがとう!
とりあえず頑張ってみるぜ!←煩い

あと、えーと……暫く恋愛ばっかりかもです。
ただ、恋愛はHappy endかBad endかは……(
なぜなr((ネタバレSTOP

あ、ブログ更新したのでよけれb((黙
ではでは!