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冷たい?　毒舌?　冷血?

人はそんな事を言ったりするけれど。


私を傷つけて、堕としたのはアンタ達だろ??



〝episode，02　夢_____〆


「私は室長助手のリナリー。室長の所まで案内するわね」
「よろしく」


アレンとリナリーがなんやらかんやら喋っている。

……そんなことして楽しいのだろうか。本当に相手が信じられるのかもわからないのに、気安く、ヘラヘラ笑ってさ。




____________________________馬鹿みたい


「シルク。帰るぞ」
「コムイの首狩らなきゃいけないんだけど……ま、いっか」


そう言って私とユウは同時に踵を返した。

その時、アレンが私とユウを呼びとめた。……ってかなんで私も?


「カンダ……と、シルク……ですよね。改めてよろしく」


先程と同じようにアレンは右手を出す。

……ユウは何て言うんだろうか?　ま……私の言う事は決まってるけどね。


「「……呪われてる奴となんか、(2度も)握手するかよ」」


ちなみに2度もって言ったのは私の方ね?

ヘラヘラ笑って。握手しようとして。拒絶されて。……馬鹿じゃん。

だから人間は嫌いなんだ。…私も人間だけど。


「シルク!　そんな事言っちゃだめでしょ!?」

「……うるさいな。ヘラヘラ笑ってさ、アンタら何なの?　友達“ごっこ”?　僕たち私達は友情を築いていますーってか?　……ざけんじゃねぇよ!!」


思いっきり叫んで、私はその場をあとにした。



リナリーside


「……うるさいな。ヘラヘラ笑ってさ、アンタら何なの?　友達“ごっこ”?　僕たち私達は友情を築いていますーってか?　……ざけんじゃねぇよ!!」


シルクが思いっきり叫んだ。私はかなり驚いてしまった。

その場を去っていくシルクの事も、シルクが言った言葉も、私にはどうする事も出来なかった。

…きっと、シルクは誰も信じてないと思うから。


「……ごめんね。神田は任務から帰ったばかりで気がたってるの」

「シルク…は、どうしたんですか?」


アレン君が聞いてくる。私は、俯いてしまった。


「………シルクは……」

「勝手に人のプライバシーじゃべらねぇ方がいいぞ」


私は顔を上げる。神田が私を柔らかだが睨んでいた。

私は少し息をのみ、コクリと頷いた。それを見ると、神田はシルクと同じく、その場を立ち去った。


　
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シルクside



暗闇の中に、私は1人立っていた。

誰もいない。光もない。ただただ、暗い闇だった。

体が、震えた。1人。1人1人1人1人1人。

誰も、いない__________________


また、置いて行かれた。

また、拒まれた。

また、騙された。

また、裏切られた。


……また、暴力を受けるのだろうか?



助けて、と叫んだ。

叫んで叫んで、叫び続けた。

それでも……誰も、振り返ってくれなかった。



行かないで行かないで行かないで……。

1人に……しないで______________________




「シルク!!」

鋭い声で、私は目覚めた。


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ゆっくりと目を開ける。目の前には、リナリーの顔があった。

心配そうにこちらを見つめている。

……どうやらうなされていたみたいだな…。額にはりついている気持ち悪い汗を、リナリーがタオルで拭ってくれた。


「リナ………リ……?」

「シルク……大丈夫?　起こしに来たらすごくうなされてたから……ごめんね。勝手に部屋に入っちゃったの」

「そ……か」


むくりと体を起こす。その瞬間、私はむせた。


「ゲホッ……!」

「シルク…?　シルク!!」


咳が止まらない。苦しい。呼吸がうまくできない。

リナリーが背中をさすってくれるけど、それでも咳はとまらない。ようやく止まった時には、息がかなり乱れていた。


「シルク……大丈夫?」

「うん……ご、めん………」


ゆっくりとベッドから起き上がった。ハンガーにかけている団服をとると、ゆっくりと着替え始めた。

……別にリナリーは女だから、着替え見られてもどうでもいい。

着替え終わると、私は顔を洗い、リナリーと共に外に出た。


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◆あとがき◆


シルクの咳は病気のせいです。未だに彼女の病気は治っていません。
次から本格的に原作に入ります!　最初は…マテールでしたよね!?
ララちゃん登場はいつになる事やら……。

というかシルクと神田を毒舌コンビにしか見てない私です←


　　　　　　　　　　　　　　　　＊＋読んでくださってありがとうございました＋＊







風さん


はじめまして、風さん。よろしくお願いします^^
そうですね…アレンは神田と仲悪いのが漫画を読んでてまるわかりなので、それにもう1人つけ足してみましたよvv(黒笑)

コムイの首狩りは後に回したシルクです♪
いや…シルクのイノセンスは「首を狩りやすい」イノセンスなのｄ(((
それでも首狩りはいつになる事やら…(汗


過去痛々しくていいですか?　ありがとうございます^^
発案者の友達にしっかりと伝えます♪

ん?HNの灰猫どうしましたかー??同じHNのお友達でもいらっしゃるんでしょうか??^^





葵さん


REBORN!!の小説にコメント行かせてもらいました♪
あの文力わけてほしいです、えぇ本気で((

また遊びに行かせてもらいますね^^*
いつもコメントありがとうございます!本当に感謝していますノノ