二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナイレ♪夢小説♪V2 ( No.870 )
日時: 2011/07/25 22:09
名前: 向日葵 ◆g4BVQuXJmc (ID: we2hcjMK)
参照: ネタ切れなんで番外編でも…

〜番外編3・続〜

〜シロ・イチ組〜

シロ「ちょっとそこのお兄さん?誰を捜しているのかな?」
イチ「今日も月が綺麗だな。こういう日には仕事を忘れて」
2「「俺(僕)らと一緒に遊ぼうぜ(よ)」」

屋根の上から警察を挑発する。
因みに、これが俺達の決め台詞(?)。
大体このフレーズで警察とか全員こっちを向く。

警官D「居たぞ!怪盗サザンクロスだ!!」
警官E「何としても捕まえろ!」

警察が色々叫んでるが、殆ど耳には入らない。

シロ「ねぇイチ、今日の遊びは何にする?」
イチ「鬼ごっこなんてどうだ?俺達を捕まえられたらあいつらの勝ち、俺達が捕まえたら俺達の勝ち」
シロ「イチ、それは鬼ごっことは言わないよ。まぁ、面白そうだからいいけどね」

バッと屋根から飛び降りる。
因みに家は3階建。普通の人が飛び降りればタダじゃ済まない。
あくまで、"普通の人"ならの話だけどな。

ストンッと綺麗な音を立てて着地する。

警官E「なっ…!!」

あっはは。驚いてる驚いてる。

イチ「じゃあ、そろそろ始めるか?シロ」
シロ「うん。そうだね。マモ達も待ってるし…」
2「「ゲームスタートだ(ね)」」


〜マモ・シュウ・ユウ組〜
シュウ「…上手く警察の注意がイチ達に向いたな」
マモ「じゃあ、俺達も速く行こうぜ!!」
ユウ「あぁ。速く行かないと後でシロにしばかれるからな…」
マモ「よーし!行っくぞー!!」

同時にシュンッと言う音が鳴る。
その場から、マモ達が"消えた"音だ。
正確には"移動した音"。それほど速く動いた事になる。

次の瞬間には、誰も居なくなった館の入口へ移動していた。

マモ「3、2、1…」

マモがカウントをとる。「0」と言った瞬間、"ギイィィィッ"と、音を立てて大きな扉が開く。
そこからまた、3人は目にもとまらないスピードで走りだす。




場所は変わって監視室。
部屋の中には、サザンクロスの5人とさほど年齢差の無い少年達が、モニターに映った5人を監視している。

「来たか…やはり二手に分かれたな…」
「何だ。こうなる事予想してたのか?神童」
「霧野…あぁ。まあな」
「天馬!頑張ろうね!!」
「あぁ、信助!今日こそサザンクロスを捕まえよう!」
「フンッ。遊びじゃねぇんだぞ」

そんな会話をしている。恐らくこの警官達に指示を出している人物だろう。

『うわあぁぁぁぁ!!!』
              『居たぞ!早く捕まえろ!』
『何をもたもたしてるんだ!!』

そんな声がモニターから聞こえる。

「これ…時間の問題じゃないか?」

ピンク色の髪を二つ結びにしてる少年…霧野が、ベージュの癖っ毛をした少年…神童に聞く。

「大丈夫ですよ!もしコレクションルームに行っても、簡単に"天魔の雫"は盗めませんから!!」

輝くような銀色の瞳を持った少年…天馬は場を明るくするように言う。
それでも顔をしかめている神童に、段々天馬の笑顔が崩れていく。

「まぁ、当たって砕けろ…じゃないのか?"リーダー"」
「やめなよ剣城!」

挑発するように言葉を発した剣城を精すように信助が言う。

「そうだな…剣城の言う通りだ。……引き続き、監視を続ける。気を抜くなよ」

そう言うと、神童はまたモニターと向き合う。

(必ず…捕まえてみせる…!)