二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナイレ♪夢小説♪V2 ( No.875 )
- 日時: 2011/07/27 22:33
- 名前: 向日葵 ◆g4BVQuXJmc (ID: we2hcjMK)
- 参照: アッハハハハハ!!!!←疲れ過ぎて壊れました
番外編のコードネーム紹介!(大体予想はしているかと…)
マモ……円堂 守
シュウ…豪炎寺 修也
ユウ……鬼道 有人
シロ……吹雪 士郎
イチ……風丸 一郎太
〜番外編3・続の続〜
館の中に入ると、目の前に大きな階段がある。
普通ならこのままこの階段を使い上まで上がるが、彼らは怪盗。
正面が一番警備が固いのを知っている。わざわざ正面から警察の中に入るのは違う意味で自殺行為だ。
マモ「ユウ、他に上に続く階段あるか?」
ユウ「待ってろ。今調べる」
シュウ「今って…」
そう言いながらも、手持ちのPCで館の見取り図を開く。
そして、30秒もかからないうちに、ユウが言葉を発する。
ユウ「あった…そこの階段の脇に隠し扉がある。そこから地下に降りてすぐに階段がある。丁度それがコレクションルームに繋がっている」
…因みにこれは普通に探しただけじゃ分らない。
じゃあどうやって調べたのか。
その答えは簡単だ。
ユウはこの数秒間の間に、奏寺氏の管理するネットワークにハッキングをしかけ、この情報を盗んだのだ。
だが、それは簡単な事じゃ無い。それだけユウがPCを使い慣れているという事だ。
マモ「んじゃ、そっから侵入って事でいいんだな?」
シュウ「じゃあ、シロとイチに連絡入れるか」
シロ「シュウ酷いなぁ。僕達ずっと此処に居るよ?」
後ろを振り向くと、シロとイチが仁王立ちしていた。
この二人、SC内でもずば抜けて足が速い。
もちろん、人並で考えればマモ達も引けは取らないが…。
ユウ「悪い、今気付いた。特にイチ」
イチ「ユウ…後で潰す」
マモ「よーし!行こうぜ!」
軽く火花が散り始めた2人をスルーして、マモは先程ユウが示した場所へ向かう。
2人は「一時休戦だ」とでも言いたそうな目で睨み、マモに付いていく。
シロ「先が思いやられるね」
シュウ「全くだ。あの二人、仲いいのか悪いのか分らないからな」
呆れた声で呟いた2人も、歩き始める。
隠し扉を見つけて、地下に降りてから、マモはイチに向かい質問を投げかける。
マモ「そう言えば、警察はどうしたんだ?」
イチ「外に居た奴は皆捕まえといた」
シュウ「ちょっと待て。あの短時間でか?」
2人がマモ達から離れていた時間は、1分弱のみ。
その間に外の警備に当たっていた警察数100人を捕まえたと言う事になる。
シロ「Yes offcourse★」
ユウ「何故英語なんだ。と言うか★怖いぞシロ」
もっともである。そんな話をしているうちに、階段を上りきり、頭上にある扉を開ける。
次の瞬間だった。
ビ———ッビ———ッビ———ッビ———ッ
けたたましいサイレンの音が、屋敷に鳴り響いた。