二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナイレ♪夢小説♪V2〜只今番外編更新中〜 ( No.883 )
日時: 2011/08/07 20:30
名前: 向日葵 ◆g4BVQuXJmc (ID: we2hcjMK)
参照: 宿題が終わらない事に危機感を感じて来た…?

〜番外編3・3回目〜

ビ———ッビ———ッビ———ッビ———ッ

いきなり鳴り始めたサイレンの音に、監視室に居た5人はビクッと肩を揺らす。
神童が急いでモニターを見ると先程までロビーに居た筈の円堂達が、いつの間にか天魔の雫のあるコレクションルームに、5人揃って映っていた。

神童「なっ!?あいつらいつの間にコレクションルームに?!」
天馬「どうして?!あそこに出れるのは隠し扉を使わないと行けないんじゃ…!!まさか…」
剣城「…使われたんだろ?その隠し扉」

驚きの顔を隠せずにいる2人に、冷静に答える剣城。
それを聞いて、信助が、「どうやって見つけたんだろう…」と呟く。その時、霧野がPCを開き、調べ始める。数秒後、悔しそうな声で霧野が口を開く。

霧野「…やられた…館の見取り図が盗まれてる…」
3「「「なっ?!」」」
霧野「恐らく、2手に別れてすぐに盗まれたんだろう」
剣城「…で、どうすんだ?」
神童「決まっている。…行くぞ」
4「「「「了解」」」」

少し大きめの返事で、5人は部屋を出て行った。


マモ「あり?これってサイレン?」
シュウ「これが鳴っていようがいまいが関係ない。さっさと"天魔の雫"を頂くぞ」


先程から鳴りやまないサイレンをよそに、豪炎寺は部屋の中央にある"天魔の雫"の入ったガラスケースに近付く。
その時、何かの気配に気付いたのか、5人は壁の方向に飛ぶ。


次の瞬間、

"バンッバンッバンッバンッバンッ"

5つの銃声が一瞬前まで円堂達の頭の有った所を通った。


「そこまでだ!サザンクロス!」

大きな声が、部屋に響き渡った。