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＊バカ!!!＊　　





私はあいつに“人殺し”と言ってその場を後にした。

小さい頃は、お兄ちゃんお兄ちゃんって言って・・・よくサッカーしてたのに!!

でもこれはあいつが悪いんだ!!

『ただいまー』

一言言って家に入った。

すると義理の母が玄関に向かってきた。

義理の母が—・・・。

「春希ちゃん。私とお父さんね、ちょっとした都合で此処をしばらくの間出て行かなくてはならないの・・・。だから・・・」

この時はお母さんとお父さんにはいろいろと都合があって大変なんだなぁ。って思った。

けど次にお母さんが口にしたのは、受け入れたくない言葉だった。

「春希ちゃんのお兄さんの家に、住ませてもらってね・・・」

・・・??

ぇ・・・。

何・・・。

今なんて言ったの??

『住ませてって・・・そんな!!』

「春希ちゃんがお兄ちゃんをどれだけ嫌っているかはよくわかるわ。でも今は。ね??お願い」

そんなの知らないよ・・・!!

だったら1人でしばらくの間暮らせるし!?

『そんなことするくらいんら、1人で此処に居られますよ!!』

「言う事聞いて!!」

『!!』

初めてお母さんに怒鳴られた。

なんで・・・。

なんでよ。

あんな奴と一緒の家ですって??

神は私を見捨てましたか・・・。

現実逃亡したくなってきた。

「今日の夜に送るから、準備しといてね＾＾」











続く