二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: アリスと兎の逃避行 【イナズマイレブン】 ( No.21 )
日時: 2011/03/27 13:00
名前: さくら (ID: kEC/cLVA)

薔薇結晶からの頂き物です。
虹彩、愛純、拓人、蘭丸が出てきます。
さっすが薔薇結晶!!神文DANE!!


♪…♪…♪…♪…♪…♪…♪…♪…♪…♪…♪…♪…♪…♪



雷門中の屋上。


「コイロ、お前何やってんだ?」

「あっ、ほらほらアズ。これ一緒に手伝って。終わんない。」

「ま〜た甘っちょろい罠(トラップ)だな、貸せ。」



「うっわ〜、アズがやると私の悪戯が一層悪っぽく見える。」

「そうか?お前のヤツちょっといじっただけだろ。」

「…素晴らしいっ!」

「って事であっちのベンチで待機。」

「ラジャー!」


<<ガチャッ>>

<ばふっ>


「ぷっ…!」

「あっはっはっはっは!!作戦大成功!!」

「やったね、アズ!」

「「何が『やったね』だぁぁああぁぁ!!!」」

「何で黒板消しがこんなトコあるんだよ!!」

「虹彩!お前か!!」

「違う違う、違うよ。それやったの私じゃない。アズだよアズ!」

「いや、お前だって。確かにちょっと手伝ったけど。」

「全くお前ら退部にするぞ!!」

「神童〜、そんな事したらフルボッコだぞ〜?」

「おぉ、さすがはアズ!」

「喧嘩界の『女帝』、うん、オーラが恐ろしい。」





「あーっ、お腹空いたなー…。」

「購買部行って何か買ってくればいいんじゃねぇの?」

「次昼休みだしな。パン売切れるぞ。」


そう言いながらメロンパンを口にしている神童と霧野。


「拓人、蘭丸。そのメロンパン、私にも分けてよね。」

「買ってこいよ…。」

「咲夜にもついて行ってもらったら?」

「めんどくせぇから却下。」

「私も面倒くさいもん。購買部って此処から一番遠いし。」

「…ガム食うか?」

「食べる!ありがとっ、アズ。」


「ってかガムって購買部売ってたか?」

「さあ?まぁ女帝にはあの三国先輩ですら頭上がらないから。注意できないよね〜。」

「メリケンサック持ってるって噂あるからな。」

「何それ。」

「…知らなくていい。」

「神童、それは嘘だ。メリケンサック破壊力あるけど重いだろ。あたしはソレ持ってない。」

「制服に鎖ジャラジャラ付けてて良く言うよな。」

「…喧嘩売ってんのか。」

「売ってない。」

「アズ怖っ。オーラから怖い。」

「予鈴1分前。さっさと食わないとセンコーに見つかんぞ〜、じゃぁな。」

「お前もガム食ってるだろ。」

「出した。」

「早っ。」




『校則違反です、それ。』

(へぇ、そうなんだ?)
(あたしは知らねぇよ、んなモン気にしてたら喧嘩なんて出来ねぇっつーの。)


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