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〜第86話　瞬間で終わる希望〜

ここは「英雄の不死鳥」ギルド周辺にある「青銅門」。

エルザは青銅門へ向かい、ホープを追う。


エルザ「待て、希望のホープ!!!!」

ホープ「無限瞬間【続李】!!!!」

エルザ「グハァハァ!」


ホープはエルザに「電光石火」を与える。

エルザの鎧には、皹が入る。

さらに隙を突かれ、鎧は完璧に砕ける。


ホープ「これに付いて来れるか!?・・・・無限瞬間【不夢燐】!!!!!!」

エルザ「この動き・・・・確かに速い。しかし、私には勝てぬぞ!!!!換装、飛翔の鎧!!!!」

ホープ「くっ、追って来やがって!!!無限瞬間【蘇輝反翔】!!!!!!!」

エルザ「これ以上、魔力が持たん・・・・グハッ!!!ハァ・・ハァ。」

ホープ「これで分かったろ、速度じゃ俺に勝てねぇって事。」

エルザ「・・・・・今の言葉、取り消したほうが身のためだぞ。」

ホープ「なに言ってんだ、オメェ!??」


ホープはエルザの背を踏みつける。

エルザは辛い顔をするが、立ち上がった。


エルザ「天使は必ず悪魔に勝つという事だ。」

ホープ「ほぉ、現実に出来るのか、オメェによ!!!」

エルザ「換装!!!天武の鎧!!!!」


エルザの傷は一瞬で癒され、背には翼。

白い鎧に纏われ、丈夫で頑丈であり、素早い動きが出来る天使の鎧だ。

ホープは一瞬で顔色を変え、逃げ始める。


ホープ「（こいつ、天空の守護者よりも強い!）」

エルザ「大天使：空牙砲（だいてんし：エクスカリバー）!!!」

ホープ「ち、ちきしょー!!!!」


ホープは空間と共に斬られる。

その後、エルザは「青銅門」から出ようとする。

しかし、そう簡単には出られなかった。


第87話へ続く