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〜第88話　二重の鉄壁（クロス・シールダー）〜

ルーシィ「キャァァっ!!!」

？？？「俺は「星霊魔導士」がキレェなんだよ!!!!」

ルーシィ「次は何の魔法なの・・・。」

？？？「二重の砲弾（クロス・ショットボール）!!!!」


彼の名は「ロー・ジーモリア」。

世界で唯一嫌いなのは「星霊魔導士」。

「二重（クロス）」という魔法を使い、攻撃を放つ。

何もかも二重にし、相手に避ける隙を出さない。

昨年に禁止魔法として、登録されたはずが、使用している。


ロー「二重のプリズム（クロス・プリズム）!!!!」

ルーシィ「開け、金牛宮の扉「タウロス」!!!!」

ロー「星霊界からの扉は封じさせてもらうぜ!二重の大枝（クロス・フィリーム）!!!!」


星霊界に繋がる扉（ゲート）は、大きく太い枝で封じられた。

タウロスは斧で攻撃するが、壊れる事はない。


ロー「これ以上、星霊を呼び出せば魔力が持たないだろ。ってことは「死」だな。」

ルーシィ「魔力!?そんなの必要ない。星霊との心を通じ合わせる事で「勝利」が見えてくるんだから!!!!」


ルーシィの身体は偉大なる光が放たれ、タウロスも同じ現象に。


ルーシィ「星霊銀河・ウルメリア!!!!!!」

タウロス「ウォォオオォォォ!!!!!!!!」

ロー「聞いた事のネェ魔法じゃねぇか!!!」


ルーシィの光は天空（そら）へ放たれる。

そして、天空（そら）は砕かれたような光の塊がローに向かって降って来る。

さらにタウロスは太く頑丈な枝を斧で切り倒し、ローに向かって斧を投げる。


タウロス「斧の大撃（アックス・ヴィリム）!!!!!!」

ルーシィ「これが星霊魔導士の連携魔法よ!!!!」


タウロスの斧はローにかなりのダメージを与えると、光の塊を砕き、爆破させる。

残った光の塊はローへ大傷を与えた。


ロー「星霊魔導士など二度とゴメンだァ!!!」

タウロス「ルーシィ、今日もナイスバディで。」

ルーシィ「うるさいっつーの!!!」


第89話へ続く