二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: FAIRYTAIL【フェアリーテイル】 〜闇を砕く魔導士〜 ( No.142 )
日時: 2011/09/10 18:24
名前: 雷人 ◆5GapKydGRo (ID: nboXsK4I)

〜第92話 終わりを告げる鐘〜

ウィングは風の渦に包まれるが、敵対してない。

そのまま炎を口から放ち、腕には炎を纏って、風の渦を消している。


ウィング「お前はなぜ「英雄の不死鳥」などとのギルドを設立した!?」

アイク「目的は言わない・・・。しかし、これだけは言っておこう!!!!人間がくそ嫌いだからだ。」

ウィング「ギルドってのはな、「人を助ける」事が目的だろ!!!「人を暗殺」したり、「人の魔力を奪う」とか考えた時点で闇ギルドと一緒なんだよ!!!!!お前の過去にいた闇ギルド魔導士ってのと一緒なんだよ!!!!!!!」

アイク「(これが妖精の尻尾の野郎。・・・・・・俺はいままで過去の魔導士(やつら)がやってた事をしようとしてたのか・・・・・。)」

ウィング「お前の悪夢から目を覚ませェっっ!!!!!!!」


ウィングの鉄拳はアイクの頬を殴った。


アイク「(悪夢から目を覚ます・・・・か。)」

ウィング「少しは目を覚ましたか、オメェ!?」


アイクは数時間の眠りから目覚め、ウィングに身体を引っ張られる。

すると、外から鐘の音が聞こえた。

「ゴォ——ン ゴォ——ン」というきれいな音色がマグノリアに響き渡る。


ナツ「これは終わりを告げる鐘だ。」

アイク「妖精の尻尾・・・・・・。」

ウィング「んでよ、お前の目的ってなんだったんだ!?」


アイクの目的。

それは「滅竜魔導士」の魔力を自分の体内へ吸収し、闇ギルドを壊すことであった。


ナツ「お前は「いい奴」か「悪い奴」か分かんねぇな。」

ウィング「しかしよ、マグノリアにこんな鐘あったっけ!??」

ルーシィ「あったわよ。「ディバルの鐘」。通称「リヘルア宮の鐘」。」

アイク「リヘルア宮!!!!」

ルーシィ「そう。あなたの故郷よ。」


こうして「英雄の不死鳥」の敗北が決まった。

数日後、妖精の尻尾に一通の手紙が届いた。

「妖精の尻尾 様

 この度はご迷惑な戦闘を行ってしまい申し訳ございません。
 現在はギルドメンバーで人々を助けるクエストを引き受けて、実行している状況です。
 ここに感謝の贈呈品を授けます。
    
      英雄の不死鳥 マスター:アイク」


ナツ「うっひょー!!!贈呈品だってよ、皆ァ!!!」

配達者「よっこらしょっと!!!」

ルーシィ「で・・・でかァ!!」

ミラ「中身は何かしらね。」

ナツ「おっしゃー、開けるぞォォ!!!!」


開けてみると、中身はリヘルア宮の有名作物。

かなり多く入っていた。


ナツ「おっ、魚も入ってるぞ、ハッピー!」

ハッピー「あいさ〜!!!」

ライク「しかし、この包帯はいつになったら取れる???」

グレイ「関係ねぇ。早く食うぞっ!!!!」


第93話へ続く