二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: FAIRYTAIL【フェアリーテイル】 〜闇を砕く魔導士〜 ( No.150 )
日時: 2011/09/23 21:38
名前: 雷人 ◆5GapKydGRo (ID: nboXsK4I)

〜第97話 妖精たちと神々〜

ヴェリアムの父親「フェストン・ソフテム」は魔力をほぼ消耗し、地面へ膝を付いた。

死んだように倒れこむ父の姿にヴェリアムは表情を隠さない。


ヴェリアム「・・・・・お父様っ!!!」

クラッキー「王の仇、我が取る!!!!」


クラッキーは腰に刺さっている茶色の剣を手にする。

すると、剣で神を斬りかかる。

しかし、神には片手で押さえつけられた。

ニヤリっと笑い、剣の刃を折る。


クラッキー「"斬派の鷹波(プトティス・ホーク)〟」

ヴェリアム「クラッキー、それ以上やればあなたもっ!!!!」

???「神(ゴット)に刃を向けるなど無礼な行為だな!!雷神覇剛!!!!」

クラッキー「(今までに受けた事も無い魔力。これが王の魔力なのか!!!)」


クラッキーは丸焦げとなり、倒れこむ。

そして、鎧までもが砕かれ、神は去って行った。


ヴェリアム「クラッキーまでも失った。私が頼れる者など誰一人として・・・・・」

ナツ「さっき誓ったろ、仲間だって!!・・・・・今は俺たちを頼れ、ヴェリアム!!!!!!!!!」


ナツは口から炎を一吹きすると、ニヤリと笑い、地面へと手を押さえつける。

すると、地面は炎上し、ナツの周りに赤と橙にそまった炎が纏われる。


ナツ「この島に神なんて存在はいらねぇッッ!!!!!!!!!!!!!!!」

グレイ「行くか、あの野郎をぶち殺しに!!!」


妖精の尻尾は大樹森へと向かった。

ヴェリアムは涙を流す。


第98話へ続く