二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: FAIRYTAIL【フェアリーテイル】 〜闇を砕く魔導士〜 ( No.152 )
日時: 2011/09/24 14:23
名前: 雷人 ◆5GapKydGRo (ID: nboXsK4I)

〜第99話 地上からの守護者たち!!!〜

〝死の歌姫〟と呼ばれた女魔導士「キュレン・ビアリーナ」。

禁忌魔法「死神の共鳴(ラシフィスト)」と呼ばれた魔法の持ち主。

元「双牙の塔(エフト・プリズン)」というギルドに所属していたが、ライクがギルド潰しで訪れ、解散となった。

それ以来、氷空島で過ごし、神(ゴット)に仕える幹部として、ここにいる。


ライク「禁忌魔法の一種「死神の共鳴(ラシフィスト)」は甘く見ない方がいい。一度でも喰らえば、死に近いぞ。」

グレイ「でもよ、お前がギルド潰しに訪れたのに、なぜ禁忌魔法で攻撃しなかったんだよ!?」

ライク「その事がよく分からねぇんだ、俺にも。」


第壱試練に足を踏み込む魔導士たち。

全員が踏む込み終えると、急になにかが入り口を塞いだ。


ナツ「何だっ!!?」

ルーシィ「入り口が・・・塞がれたァァァ!!!!???」

エルザ「術式で塞がれたようだ。私らにも何ともできぬぞ!!!」


辺りは木しか存在せず、虫が少し喚くぐらいの静さ。

そして、歩いて進んで行くと、突然周りの木や虫たちが死んでゆく。


ライク「これが死神の共鳴の力っ!!!」

グレイ「耳を塞げ、お前ら!!!聴いた瞬間に死ぬぞ!!!」

ライク「耳を塞いでも無駄だ。音波に当たれば、死んでしまう。黒の音波には絶対に触るな!!!!」


音波を避け、ある広大な敷地に辿り着く。

真ん中には水色の髪を靡かせる者の姿がある。

キュレンであった。


キュレン「ここまで来た事は褒めてやろう。しかし、私に掛かれば「あの世」行きだ!!!!」

ライク「ナツ、避けろっ!!!魔法じゃ対応しきれない音波だ!!!」

ナツ「んだァ???」

キュレン「絶滅共鳴(エスカフィスト)!!!」


ナツの目の前に風のように音波が吹く。

ギリギリ、攻撃を交わしきるナツ。

しかし、横からも音波が漂う。


ナツ「絶体絶命だァァ!!!!」

ヴェリアム「(こんな時、彼さえもがいれば!!!)」

???「音波で人を殺すだと!?魔法に頼らず、自身を頼ったらどうだ、キュレン!!!!!」

キュレン「大樹森の王者「エスカドラ」!!!!!」


第100話へ続く