二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: FAIRYTAIL【フェアリーテイル】 〜闇を砕く魔導士〜 ( No.158 )
日時: 2011/09/27 18:14
名前: 雷人 ◆5GapKydGRo (ID: nboXsK4I)

〜第102話 生き別れた兄妹!〜

突如、ナツたちの前に現れた謎の魔導士。

片手に魔法を纏い、もう片手に剣を持つ。


???「この大樹森「神々の王城」に入ったからには、殺してもいい覚悟だな!?早速だが、血塗れの池へと変えてやる!!」

エルザ「皆、回りに注意しろ!!どこから襲いかかるかが分からぬぞ!!!!!」

???「帝魔爵で斬り殺してやるぜ、オメェら!!!!!」


謎の魔導士は片手の剣を振り回す。

すると、周りの砂が身体を纏う。


???「砂嵐(インビィション)!!!!」

ナツ「火竜の・・・・ぐっ!!!」

???「俺に逆らえば、お前らの体「枯れる」ぜ!!!!」


謎の魔導士はナツの首を掴み、持ち上げた。

そして、体内の水分を吸収し、体を枯らす。

この魔法こそ、禁忌魔法の一つ「砂嵐の舞双(ディアブルシャドー)」である。


???「俺の名は「リュク・ソニックス」。それと神(ゴット)はそこの彼女の兄貴だぜ。生き別れた兄妹って訳だ。」

ヴェリアム「えっ・・・・」

リュク「〝第五段「砂嵐の渦舞(ウルテット・ソマー)」〟!!!!!」

ルーシィ「きゃっ、体の力がなくなってく・・・・」

グレイ「アイスメイク—盾(シールド)・・・・・・グハァ!!!!この盾でも抵抗できねぇ。」


妖精の尻尾である仲間たちの残る魔導士は「ライク」と「ウェンディ」と「ヴェリアム」のみである。

しかし、ヴェリアムはショックで動くことも出来ない。


リュク「〝第四段「砂時計(タイムソマー)」〟!!!!」

ウェンディ「ヴェリアムさん、逃げてくださいっ!!!!」

ヴェリアム「・・・・・えっ??」


ヴェリアムは見た時には、ガードできる余裕もなかった。

地面から砂時計の形をした物がヴェリアムを襲う。


ヴェリアム「(私、死ぬのかな・・・!?)」

リュク「氷空島の姫はここで死ぬっ!!!!」

ライク「・・・・・くっ!!」


ライクは手に纏った雷で砂時計を砕く。

ライクの手からは血が流れる。


リュク「砂時計の中には鎌状態の砂がアンだよ!!!・・・・・血の中に砂が混じって死ぬぜ、お前!!!」

ライク「氷空島の姫が死んで堪るかよ!!!!雷竜の双撃!!!」

ウェンディ「ライクさん、無理しちゃ死にますよ!!!!」

ライク「無茶だろうと、「死」だろうと仲間を守る事は当たり前だ!!!」


ここで一つ、雷が鳴る。

光ったとき、ヴェリアムは幻覚を見たのか?

ライクは雷竜の様に、強く逞しく立っている。


リュク「か・・・・雷が砂に勝てると思ってるのか!??」

ライク「天下の雷王(キング・オブ・ウェーブ)!!!!」

リュク「大鎌の砂嵐(ビックシングルオーザ)!!!!」


第103話へ続く