二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: FAIRYTAIL【フェアリーテイル】 〜闇を砕く魔導士〜 ( No.159 )
日時: 2011/09/29 22:08
名前: 雷人 ◆5GapKydGRo (ID: nboXsK4I)

〜第103話 最後の砂嵐(ラストストーム)〜

大樹森に一つ風が吹き、周りの木の葉がザワザワと揺れた瞬間だった。

二人は動きを止めた。そして、リュクが話し始めた。


リュク「お前はそこまでして、仲間とやらを助けたいのか!?」

ライク「仲間と言っても、神を倒しに行く「部下」の様な者だ。しかし、傷を付けられては許さないぜ、俺(オラァ)!!!」

リュク「くっ、どこまでムカつく男だ!!!」

ライク「俺に手を出したら、後ろの奴が黙っちゃいねぇぜ。」


リュクはライクに襲いかかろうとするが、ライクは後ろを示す。

リュクは振り返ると、そこには皮膚が切れ、血を流してでも立っている「ナツ」がいた。


ナツ「・・・・・お前には〝仲間〟が居るのか!?いなかったら、俺たちが仲間になってやる!!!!でも、仲間ってモンは手を出し合う奴らじゃネェって事を覚えてやがれよ!!!!!!!!!!!!!!」

リュク「〝第四段「鎌ヶ足(ザンソマー)」〟!!!!!」

ライク「(ナツは絶対に避けたりはしねぇ。絶対にな・・・・・)」

ナツ「仲間ってモンは信じ合ってから始めるもんだ!!!!!」


地面から砂が固まり、出来上がった大きな鎌の刃先をナツは腹部で受け止めるが、切り裂かれた。

血が吹き飛び、砂は崩れる。


ナツ「来いよ、妖精の尻尾(俺たちのギルド)に!!!!」

リュク「・・・・・・ふ、ふざけるな!!!!!」

ライク「ナツ、避けろ!!!この砂の竜巻・・・・・」

リュク「〝第九段「最後の大砂嵐(ラスト・ザ・ストーム)」〟!!!!!!!!!!」


ナツは後ろへ倒れると、砂のクッションに命を救われた。


リュク「時期に人間の血の匂いで奴が来るだろう。覚悟を決めておくと良い。・・・・・・誘ってもらった御礼だ!!」


リュクは白い液体が入ったビンをナツの元へ投げる。


リュク「それは血の匂いを奴の嫌いな匂いへ変える効果がある。俺は神(ゴット)の元へ向かう。たぶん、「死刑」だろうがな。」


第104話へ続く