二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: FAIRYTAIL【フェアリーテイル】 〜闇を砕く魔導士〜 ( No.184 )
日時: 2011/11/12 11:32
名前: 雷人 ◆5GapKydGRo (ID: sHz7gIgP)

〜第118話 仲間と呼べる者〜

〝火竜〟と異名を持つナツはデスアの頬を燃え上がる鉄拳で殴りつけた。

殴り飛ばされたデスアは頬に手を当てる。


ナツ「魔法の奇跡は何時だって、魔導士たちの心に潜んでるんだ。誰が弱いとかじゃねぇんだ!!!・・・・・・弱い魔法なんてこの世に一つも存在しねぇ、俺が保証する!!!」

デスア「・・・・・・・何故、君は僕の頬を殴れた!?僕は悪魔の体だと言うのに。」

ナツ「んだろうな??殴ってみたら、何故か殴れた。」

デスア「(彼には〝天使の体〟を持つ〝大神(ゴット)〟が倒れせるに違いない。・・・・・・ヴェリアムは僕が弟だと言うことに気づいていないのか。彼女の姉弟は僕なのに。)」


デスアが顔を上げれば、妖精の尻尾に所属する魔導士たちが微笑を見せていた。

気が付けば、周りには〝仲間〟と呼べる者が居た。


ナツ「黒帯の野郎を含めて、行くぞ!!!大神の元まで、白神堂まで!!!」

デスア「僕を含めてとはどういう意味なんだ、君!!」

ナツ「お前は今日から妖精の尻尾の一員なんだよ、仲間だろ?」

ルーシィ「勝手に決め付けてるしっ!!!」


ルーシィのツッコミに誰もが気づかない。

デスアは頷き、立ち上がった。

魔導士たちはナツに続き、白神堂へと歩いて行った。


第119話へ続く