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〜第121話　大激闘!!!妖精VS大神〜

—————大樹森〝神々の王城〟　第四試練「減死の間」

二度目の挑戦となるナツたちは心が揺さぶられるほど、恐れる敵に立ち向かっていた。

しかし、第四試練には誰の姿もなく周りを警戒していた。

全員が入り終わると、第四試練から白神堂へ続く門が開かれた。


ハッピー「何処へ姿を隠したんだろう、あの悪魔???」

エルザ「一ヶ月間に何が遭ったんだ、この大樹森に!?」

キューマ「・・・・・敵と戦わない分、体力も消耗しない。今は先を急ぐぞ。」


キューマは鉄製の鎧から顔を出すと、第四試練から白神堂への門を通りかけた。

その後もナツやグレイたちが後に続き、白神堂へ入った。


キューマ「・・・・・・・〝虎狩りの大監獄〟としても知られる白神堂はその異名通りに〝大監獄〟じゃ。一歩でも間違えれば、我らも放り込まれるぞ。それと囚人が意識を失い、襲い掛かって来る場合がある。十分に警戒するのじゃ!!!!」

シャナ「その必要は無用だ、ヴェイロン大群衆の後継ぎ〝キューマノイド〟!!!!雷神の力で滅びやがれェェ!!!!」

ナツ「簡単に人は死ぬもんじゃねぇんだよ、〝火竜の煌炎〟!!!」


両手の炎を燃え上がらせて、殴ってくるナツに対して、シャナは雷竜よりも強力な〝雷神〟の力で攻めた。

ヴェイロン大群衆の後継ぎであるキューマノイドの兵隊たちはナツに続いて、弓を放ったり、槍で突き刺したりと攻めた。


キューマ「我らも魔法で対抗する!!!!英国の増兵士（えいこくのレイギス）!!!!」

シャナ「兵士の星霊を呼び出したところで何が変わる!?勝利の女神は俺に微笑んでるんだよ!!!!!雷神の怒号!!!!」

ノヴァ「絶命・星屑流星!!!!」


新世代の滅竜魔導士である〝ノヴァ〟は「星竜」と呼ばれる魔力を持っている為、星を操ることも可能。

だが、雷神の怒号によって星屑の流星は壊された。

その後、シャナの後ろに四人の神々が現れた。


リュク「一ヶ月の修行を遂げて、只今戻った。砂で出来た身体に剣など効くはずも無く、暗殺はされてない。」

キュレン「私も一ヶ月の修行を遂げて、只今戻りました。」

ゼクロス「俺も一ヶ月の修行で〝疾風〟から〝竜巻〟へ進化を遂げたァ。」

ゼロ「・・・・・・一ヶ月も経てば、貴様らも少しは腕を上げたんだろ???」


暗殺されたはずのリュクやキュレン、ゼクロスが生きて姿を現していた。

以前のまま、悪魔の姿のゼロも確認できた。


第122話へ続く