二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: FAIRYTAIL【フェアリーテイル】 〜闇を砕く魔導士〜 ( No.200 )
日時: 2011/12/07 21:12
名前: 雷人 ◆5GapKydGRo (ID: sHz7gIgP)

〜第124話 特殊な咆哮〜

—————氷空島〝大樹森 神々の王城〟 南森にて

団体で成長を遂げる〝人間を喰らう森〟と呼ばれる『エレキシアの木』が聳え立つ森へグレイとガジルは脚を踏み入れてしまった。

背後には空中に脚を浮かせるゼクロスの姿も目撃できた。


ゼクロス「何処へ逃げたって無駄だ!!!この森は既に貴様らを獲物と捕らえている!!!」

グレイ「森全域の何処に逃げても、結果的には喰われるのか・・・・・。」

ガジル「・・・・・・・別に逃げなくてもいい気がするぜェェ!!!!!この森自体をぶち壊す!!!!」


ガジルは片腕に魔法陣を仕掛け、腕を鉄の棒へと変えた。

だが、ゼクロスはニヤッと笑い、ガジルに竜巻を放った。


ガジル「・・・・・テメェの脳はどうかしてるぜ。鉄竜の咆哮!!!!」

ゼクロス「貴様は〝罠(トラップ)〟に騙された妖精だァァァ!!!!」


竜巻を避けたガジルは空中へ浮いて、避けていた。

それがゼクロスの罠へと騙されてしまい、空中に生まれた竜巻で地面へ落としつけられた。

その影響で周りのエレキシアの木がガジルに喰らいついた。


ゼクロス「残る妖精はお前だけだ!!!妖精狩りってのも悪くないな。〝虚空の大嵐(グライムのおおあらし)〟!!!!!!!!!!!!」

グレイ「(動きが速すぎて、タイミングが掴めねぇ!!!!)」

ゼクロス「魔法を使わずに〝死〟を選ぶとはな!!!」


グレイの目の前には既に大きな嵐が飛び掛ってきていた。

すると、ガジルを喰らったエレキシアの木が爆発した。


ゼクロス「エレキシアの木が爆発するだと!?」

ガジル「予備の為に腕に鉄竜の咆哮を仕掛けといて良かったぜ!!!」

グレイ「腕に咆哮を仕掛けるなど出来るのか!?」

ガジル「咆哮でも特殊な咆哮が存在してなァ、体の一点に咆哮の魔法を仕掛けると鉄の様に硬くなる。」


ガジルは地面にもいくつかの魔法を仕掛けており、グレイに向かっていた嵐は地面の魔法へ負け、押し返された。


ゼクロス「腕を上げたらしいな、ガジル・レッドフォックス!!!!!!」


第125話へ続く