二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: FAIRYTAIL【フェアリーテイル】 〜闇を砕く魔導士〜 ( No.203 )
日時: 2011/12/17 14:38
名前: 雷人 ◆5GapKydGRo (ID: sHz7gIgP)

〜第126話 絶破の秘宝〜

数時間と言う時が過ぎた頃、ナツの元へ妖精の尻尾の皆が集まった。

ウェンディの治癒魔法により、ナツの体は徐々に楽になっていた。

天空では〝雷神〟と異名を持つシャナと〝悪魔〟と異名を持つゼロが争いを繰り広げていた。


ゼロ「貴様の様な生意気の大神に付き合うのはもう面倒だ、消え去ってくれっか!?・・・・・・ヴァリアスの騎士、此処へ降臨せよ!!!!」

シャナ「雷神の眼に見えない物はねぇ、何処からでもかかって来い!!!」

ゼロ「ヴァリアスの騎士に〝幻覚剣〝リヴェーシ〟〟を追加し、大神をぶち殺せ!!!!」


通常の人間には見えるはずも無い〝ヴァリアスの騎士〟の攻撃をスラスラと避ける、大神。

すると、地上ではナツが目覚め始めた。


ナツ「・・・・・んぁ!?」

ハッピー「ナツ〜、オイラの声が聞こえる??」


ナツの視界からは急遽駆けつけた仲間たちの姿が見えた。

天空ではシャナとゼロが戦いを繰り広げていた。


グレイ「ナツも目覚めたところで聞きてぇ事がある。透明幻覚魔法ってのは封印する事は不可能なのか!?」

ヴェリアム「・・・・・残念ながら私も詳しい事は分かりません。しかし、透明幻覚魔法を破る事なら危険性は高いのですが可能です。氷空島には〝シューラ遺跡〟と言われる、初代大神のお墓がございます。遺跡の中にはシューラ様が死の直前に全ての魔力を奉げたと言われる魔水晶〝絶破の秘宝〟が存在します。それをゼロの体内へと送り込めば、ゼロの魔法はただの魔法となります。」

ナツ「・・・・・・お前ら、その魔水晶を取って来てくれ。あの幻覚悪魔野郎は俺とハッピーでぶっ飛ばしてやるっっ!!!!」


ナツの言葉に妖精の尻尾の皆は少し悩んだ。

だが、ナツの表情を見ると、仲間たちはすぐにその場から去り、手分けして魔水晶探しへと進んで行った。


第127話へ続く