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〜第127話　時〜

天空大決戦では雷神のシャナに味方するナツが加わり、ゼロは少し恐れるようになった。

ゼロは怒りの一撃を喰らわすかのように、シャナの腹部を思い切り殴った。


シャナ「・・・・・・漆黒の体で成長した俺にお前は歯向かうってのか!?上等だ、俺はこの殴りこそが狙いだった!!!」

ゼロ「・・・・・・くっ、幻覚化（イリュージョン・ジェイソー）!!!!!」


ゼロの腕は幻覚化し、多くの腕がシャナの腹部を殴りかかる。

すると、ゼロの背後に火竜の異名を持つナツが襲いかかった。


ナツ「〝火竜の煌炎〟!!!!!」

シャナ「（後は任せたかもしれねぇ、滅竜魔導士!!!!）」

ゼロ「脚の一点に魔力を集中させて両断してやるよ!!!!幻覚剣〝リヴェーシ〟!!!!!!」


ゼロの脚は素早く剣へと姿を変え、チーターの様な素早さで煌炎と共にナツを切り裂いた。

幻覚の腕で殴られたシャナはそのまま天空から落ち、地上へ背から落ちて行った。


ゼロ「・・・・・・もっと楽しませてもらうぜ、火竜!!!!」

ナツ「ハッピー、速度をMAXまで上昇させながらもっと高く上がれェェ!!!!」

ハッピー「あいさ〜!!!」


ハッピーの翼（エーラ）は緑色の力を纏い、最大速度で天へ上昇した。

その後、先ほどの幻覚剣〝リヴェーシ〟よりも素早い速度で降りて行った。


ナツ「これで何もかも終了だァァ、火竜の鉄拳!!!!」

ゼロ「素早すぎて避ける事さえできないのか、この合体魔法は!!!!」


第128話へ続く