二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: FAIRYTAIL【フェアリーテイル】 〜闇を砕く魔導士〜 ( No.210 )
日時: 2011/12/21 18:28
名前: 雷人 ◆5GapKydGRo (ID: sHz7gIgP)

〜第131話 空間を揺るがす地震〜

グライム王国には〝聖夜の守護(ザギアス・クリムゾン)〟と呼ばれる国王を護るギルドが中心部に至る城〝ラスルーン・タワー〟に設けられている。

通称〝護紋九世陣〟と呼ばれる彼らは一人一人が失われた魔法(ロストマジック)を使用する。

その様な王国に妖精の尻尾から選び抜かれたナツたちは訪れていた。


ジュラ「行動を始める前に話しておきたい事がある。この王国の中心部には絶対に脚を踏み入れるんじゃねぇぞ。脚を踏み入れたら、〝命〟が無いと思え。」


すると、天空から謎の人影が降りてきた。

その人物は手に太刀を持っており、ライクを狙っていた。


???「・・・・・・国王からの命令だ、妖精の尻尾を排除する。それと滅竜魔導士の三人はこの場で暗殺する。」

ライク「太刀へ武装化してくれるか、シェルト!?」

シェルト「了解っ!!」


一瞬で武装化したシェルトはそのままライクの手へと行き渡った。

謎の人物は太刀に強く握り、ライクへ太刀を振り回した。


ジュラ「くっ、〝聖夜の守護〟に所属する魔導士だったか。・・・・・・・・衝撃波(インパクト)!!!!」

???「地震魔法とはなかなかの腕前らしいな、ジュラ・キメラアイズ。だが、この魔法には通用しない。〝大噴火〟!!!!」

ジュラ「空間の狭間からマグマを生み出し、噴火を起こすなど失われた魔法でも出来るはずが無い!!!」


ジュラが空間へ放った地震魔法は大噴火によって、弾き飛ばされた。

そのままジュラは衝撃波に撃たれ、家の壁へと背を打った。


???「言い遅れたが、俺は〝聖夜の守護〟所属魔導士の〝ロスト・シェニスト〟だ。生まれも育ちもグライム王国。魔法は〝空間魔法〟だ。」


第132話へ続く