二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: FAIRYTAIL 〜闇を砕く魔導士〜 オリキャラ募集開始! ( No.215 )
日時: 2011/12/25 16:33
名前: 雷人 ◆5GapKydGRo (ID: sHz7gIgP)

〜第135話 エクシードと護紋九世陣〜

此処はグライム王国で唯一静かな街〝トルマス〟である。

現在の状況では妖精の尻尾に所属する魔導士と護紋九世陣の魔導士は別空間に居り、街人は誰一人としていない。

そんな静かな街に妖精の尻尾に所属する〝ライク〟と〝シェルト〟はやって来た。


ライク「・・・・・・妙に静かじゃねぇか、シェルト!?街人どころか人間も居ねぇぞ、この街。」

シェルト「グレイからの連絡に拠ると此処は別空間で街人は居ないんだ。けれど、護紋九世陣の魔導士さえも居ないことは絶対にない。この王国は九個の街に別れていて、各街に護紋九世陣の管理者が居るんだ。」

???「・・・・・此処は小僧が来る場ではない。〝細波両断〟!!!」


謎の魔導士はライクとシェルトの目の前に姿を現した。

その魔導士、護紋九世陣の一人〝ボルタード・アスフィット〟である。

ボルタードは腰にある三本の太刀でライクに斬り掛かった。


ライク「こんな剣術は俺には通用しねぇ。・・・・・雷竜の咆哮!!!!」

ボルタード「これは剣術などではない、〝両断魔法〟だ。俺は二種の魔法を使用する、二世魔導士。又の名を〝氷竜のボルタード〟。同じ滅竜魔導士として、派手な戦いを繰り広げようじゃねぇか。」

シェルト「コイツの滅竜魔法は本物の滅竜魔法らしいよ、ライク。」

ボルタード「貴様の噂は聞いているぜ、ライク・デスティニー。それとそのエクシードは〝武器変形魔法〟だろ!?エクシードがいないと強さは増さねぇ。だから、エクシードから殺す!!!!」


ボルタードは一本の太刀に滅竜魔法の魔力を纏わせ、シェルトに襲いかかった。

そして、シェルトは腹部を斬られた。


ボルタード「避けられてる隙に太刀(コイツ)に〝命中両断〟を纏わせていた。エクシードの魔力は時期にラスルーン・タワーへ送られんだろうよ。」

ライク「・・・・・・・ラスルーン・タワーをぶっ壊せば、魔力は吸収されねぇだろ!?だったら、ぶっ壊すまでだな。」

シェルト「・・・・・・・・・・待ってよ、ライク。此処は別空間なんだ、例えタワーを破壊しても魔力は本来の空間にあるタワーへ送られるんだ・・・・・・・・・」


すると、シェルトは魔力を全てライクへ受け渡し、倒れこんだ。

その光景を見たボルタードは「嘘ォ!!!」と叫び、太刀を仕舞った。


ライク「・・・・・・シェルトが武器に変形できねぇなら、俺が自らの体を武器へ変形する。何があろうと、シェルトは死なせねぇ!!!!」


第136話へ続く