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〜第141話　零夜のジュラVS轟神のメラア〜

—————グライム王国中心部　〝ラスルーン・タワー〟付近にて

此処では〝地震魔法〟を使いこなすジュラが副司令官〝メラア〟と戦いを巻き起こしていた。


メラア「お前ら、妖精の尻尾は何が目的で此処へ訪れた!?俺に思い当たる事は〝ザキア〟を倒すぐれぇだけどよ。」

ジュラ「・・・・・・・・この勝負にお前が勝ったら、教えてやる。〝衝撃波（インパクト）〟!!!!!」

メラア「序盤から本気で来いよ、S級魔導士なら!!!!〝冥轟〟!!!!!!」


メラアの右腕は猛獣の様に爪が牙へと変わって行った。

そのままメラアの腕は伸びて行き、ジュラの衝撃波を無視するかの様にジュラの首に喰らいついた。


メラア「〝正義の悪魔〟と異名を持つ冥轟を防ぐ事なんて、失われた魔法でも禁忌魔法でも無理だ。それと冥轟はただの雑魚技に過ぎねぇな。」

ジュラ「・・・・・・・〝恐竜の魂（ジュラシックソウル）〟!!!!!!」


恐竜化を遂げたジュラの肉体は瞬発力も上昇しており、一瞬でメラアの背後に立ち上がった。

メラアが振り返った時には既にジュラが消えていた。


ジュラ「〝衝撃波（インパクト）〟!!!!!」

メラア「グハアァァァァァ!!!!!!!・・・・・・・・・くっ、〝轟嵐刃（キャリアス・バーン）〟!!!!!!」


第142話へ続く