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〜第142話　クラッシュビート〜

此処ではジュラとメラアが決戦を巻き起こしており、恐竜化を遂げたジュラの体を貫通させる刃物をメラアは放っていた。

ジュラの体に巻かれた幾つもの包帯は一瞬にして、血塗れになり、立つ事させ辛くなっていた。


ジュラ「・・・・・・・・・くっ、此処で死んだら〝妖精〟の恥だ。それとこの勝負に勝ったら、どんな事でも正直に話せよ、雑魚の守備隊がァァァァ!!!!!!」

メラア「本気でお前はその言葉を言い放つ気なのか、雑魚の塊!!!!」

ジュラ「・・・・・・・・・〝クラッシュビート〟!!!!!!」


ジュラは体内に残された魔力全てを一点へ集中させ、手脚の攻撃力を上昇させた。

さらに接収の状態が凶暴化を遂げ、意識は既に失われていた。


ジュラ「・・・・・・・・〝恐竜の衝撃波（ジュラシック・インパクト）〟!!!!!!!!」

メラア「グッッ・・・・・・・グハァァァァァ!!!!!!!（この魔力はさっきとは全く違う程の威力!!!!!）」


メラアは一瞬にして膝を地面へと付け、血を吹いて倒れた。

ジュラも意識が失われており、クラッシュビートの効果も切れた為にそのまま地面へと倒れこんだ。

そんな二人が倒れこんでいる所へ黒いスーツ姿の男が訪れた。


？？？「・・・・・・・・ここからが決戦の本番（はじまり）だ。」


第143話へ続く