二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: FAIRYTAIL 〜闇を砕く魔導士〜 オリキャラ募集開始! ( No.327 )
日時: 2012/04/14 20:47
名前: 雷人 ◆5GapKydGRo (ID: ewPwHyR8)

〜第156話 過去の恩人〜

—————激震の樹海〝ギメイア樹海〟・西海〝ビブラ〟にて

此処では闇魔導士で視界を奪われたライクとナツが背中合わせで中心周辺に戦闘態勢で立ち上がっていた。

すると、闇魔導士を取り締まる隊長〝レギィ・ノアヘヴン〟が現れ、ナツとライクの目の前に立った。


レギィ「邪魔者は徹底的に排除する、火竜を檻へ封じ込めて置け。それと雷竜のライクは俺と基地(ギルド)まで来てもらう、以上だ。」

闇魔導士:全員「はっ、隊長!!!」

ライク「・・・・・・・懸賞金が随分と格上したな、レギィも。ナツ、安心して檻に封じ込められて置け、時間が経てば俺が迎えに行くであろう。」

ナツ「ふっざけんなァァァ、放しやがれェェ!!!!」


闇魔導士の手に拠って、〝火竜〟と異名を称えるナツは魔水晶で造り出された檻に封じ込められ、ライクは知り合いかと思われるレギィに着いて行った。

—————激震の樹海〝ギメイア樹海〟・闇基地〝レギィサーカス〟にて

基地の中にはレギィの魔法対策が十分に施されており、気圧を無効にする空間だけでなく、気圧を巻き起こす空間も実在している。


レギィ「随分とお前も姿を変えたじゃねぇか、ライク。懸賞金ってのも派手な旅で面白いぜ、一緒に旅しないか、ライク!?」

ライク「懸賞金〝三億六千万〟も持つ男に俺は命を預けるつもりもねぇ。手を貸す事も信頼した奴にしかしねぇ。」

レギィ「・・・・・・・そうか、だったら此処で殺すまでだ。残念な野郎だ、昔は違ったのにな。〝気圧砲〟!!!!」


レギィは両手を重ねて気圧空間を押すかの様に気圧砲を放ち、ライクへ向けて何度も攻撃を開始した。

ライクは過去の相棒だったレギィに魔法を放つ事が難しく、なかなか戦闘に集中出来ずに居た。


ライク「(過去の暗闇から俺を救出してくれた恩人に魔法を放つ事はどう考えても無理に近い、どうすれば良いんだ!?)」

レギィ「恩人に攻撃を仕掛ける事は無理と言う事だな、ライク。・・・・・どうしてお前を助けたと思う!?俺がテメェの両親を殺したからだよ、馬鹿野郎さん。」


第157話へ続く