二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: FAIRYTAIL 〜闇を砕く魔導士〜 イラスト募集開始!! ( No.342 )
日時: 2012/05/11 18:37
名前: 雷人 ◆5GapKydGRo (ID: ewPwHyR8)

〜第161話 豪炎は諸刃をも喰らう!!!解禁、新・滅竜奥義!!!〜

雷竜〝ライク〟の腕に纏われた雷はレギィの腹部をしっかりと直撃し、天へ突き上げる様に殴り、レギィは口から血を噴いた。

ライクの表情は怒りに満ち溢れて居り、永眠の芸場(レギィサーカス)を崩壊に導いたのだ。


ナツ「大丈夫か、ライク!?一気に魔力使い過ぎるなよ!!!・・・・っと、一瞬にして逃げ場を失われたなァ、こりゃ。だから、お前等全員ぶっ飛ばす!!!」

リンジャ「それでは俺も貴様を超える〝絶大魔力〟を手に入れるか、待ってろ、火竜!!!————軍隊の称号よ、俺に己の魔力を授けなさい!!!!」


倒れこんでいる部下兵軍の胸元に付けられた称号(バッチ)は黄色の光を放ち、体内に残る魔力をリンジャが立ち上がる方へと向かって行った。

リンジャの身体には徐々に魔力が集結して行き、巨大化を始めて行った。


ゼオン「使用禁止された道具〝魔引称(マジカルバッチ)〟。対象者とする魔力を〝親〟とされるバッチに受け渡し、親のバッチを付けている人物は吸収した魔力を手に入れる。」

リンジャ「・・・・・・一瞬の撃砲!!!!」

ナツ「(行動が速すぎるっ・・・・・何だよ、いきなり!!!!」

リンジャ「魔力が増えた事により一回に使う魔力も増え、普通の魔導士よりも行動を早くする事が出来る。」

ナツ「・・・・・火竜の煌炎!!!」


ナツは両手に炎を纏い、合わせてリンジャへと叩きつけようとするが、相手の素早い行動で簡単に避けられてしまう。

リンジャは手に付けていた手袋を外し、手から魔法陣を幾つも生み出して、そこから魔導士の行動より早い素早さで銃弾が放たれた。


ゼオン「大丈夫かっ、火竜!!!銃弾は俺に任せて、お前は銃士を攻撃して来い!!!・・・・刃竜の破拳!!!」

リンジャ「・・・・・・〝乱煌の銃弾(プラシル・ショット)〟!!!!」

ナツ「頼んだぞっ、刃竜のゼオン!!!銃士野郎、テメェが今まで行って来た事は最悪だっ!!!—————滅竜奥義〝紅蓮豪炎劔〟!!!!!」

リンジャ「・・・・・・〝神速の銃弾(プレミオン・ショット)〟!!!!」


リンジャは直接自分が居る周辺に向かって素早い銃弾を撃ち放ち、突進してくるナツの攻撃を見切った様に立ち上がっていた。

天へと放たれた銃弾は雨の様にリンジャの周辺へ降り落ちるがナツは何も恐れず、全身に豪炎を纏い、腕を剣の様にしてリンジャへと向けて突進した。


リンジャ「全身に纏われた豪炎の影響で降り落ちる〝神速の銃弾〟が燃やし尽くされただと!?・・・・・くっ、〝紫電の銃弾(グレス・ショット)〟!!!」

ゼオン「伝説上では〝全身に纏われし豪炎は鋼鉄の諸刃さえも一瞬で溶かし、溶かされた物は液状化のマグマと成り居て火竜が喰らい、魔力へと変化する〟と記されている。」

ナツ「って訳で魔法を放てば、俺の魔力の源になる訳だ!!!・・・・・覚悟しろよ、銃士野郎!!!」

リンジャ「・・・・・・・〝竜狩の銃弾(ハンター・オブ・ショット)〝!!!!!!!!!!」


最後に銃士〝リンジャ〟は竜狩の銃弾を放つが、又しても豪炎に溶かされ、魔力となり、ナツの豪炎劔とされる腕はリンジャを斬りかかった。


ゼオン「雷竜の野郎は大丈夫なんだろうな!?・・・・・って言っても、火竜も俺も動けねぇけどな。」

ナツ「・・・・・・ライクなら大丈夫だ、絶対に。」


第162話へ続く