二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: FAIRYTAIL 〜闇を砕く魔導士〜 一周年企画開幕!! ( No.359 )
- 日時: 2012/05/27 18:15
- 名前: 雷人 ◆5GapKydGRo (ID: ewPwHyR8)
【番外編SP】〜第2話 無敵の氷結を斬り裂く三刀流〜
海賊船での睡眠を戦闘の勢いと共に起こされたゾロはこの戦闘の意味さえも分からずに氷の造形魔導士〝グレイ〟を目の前にしていた。
己のプライドとして敗北を選ばないゾロは腰に着用する三本の刀の内の一本——〝秋水〟を選択した。
ゾロ「戦いの意味が良く分からネェが俺達(うち)の船長に何かしたらそん時は俺が犠牲になる。・・・・・アイツを誰に負け様と〝海賊王〟にさせねぇと今までの意味がねぇ。船員なら船長の命も護らネェとな。」
グレイ「・・・・・・余談はそれだけか!?早く勝敗を即けて仲間の元に戻らネェとな。アイスメイク—戦斧(バトルアックス)!!!」
ゾロ「氷結を溶かすのは炎の仕事だ、一刀流〝飛竜 火焔〟!!!」
凍結で生み出された斧はゾロの炎を纏う斬撃で溶かし斬られ、直接グレイの身体までも斬った。
その後、分身を遂げる様に炎に身を包む刀は又してもグレイを斬る。
ゾロ「お前に手拭を巻く必要は無さそうだな、これで最後だ。覚悟して身を投げ出せ。」
グレイ「(此処で敗北を認めれば仲間足を引っ張るだけだが生き残る事も出来なさそうだな・・・・・)」
両腕を横へと広げて腹部を投げ出すグレイにゾロは片手の刀で斬り掛かり、腰元に着用されている鞘へと収納する。
しかし、収納する途中にグレイは片目を閉ざして片腕に凍結の氷を纏った。
ゾロ「(瞑想する事で己の集中力を極め、絶大な威力を持つ技を的確に相手へと放つつもりか!?しかし、鞘へ刀を収めればアイツの身体は斬り裂かれる。)」
グレイ「・・・・・・・氷刃・七連舞!!!!」
ゾロ「一刀流・居合い〝獅子歌歌〟!!!!」
グレイは素早い動きでゾロの腹部を斬り出し、ゾロは鞘へと刀を素早く収納した。
その出来事は一瞬であり、一秒でも素早い方が勝利を収める戦いとなった。
グレイ「次に出逢う時には海賊狩りにリベンジ成功出来る様に強者まで修行しとくからな・・・・・・・」
ゾロ「・・・・・・・案外面白い戦いだったぜ、氷結野郎。」
グレイはその一言を言い残すと地面に倒れ込み、ゾロは笑みを見せてそのまま仲間が居る方とは別方向に歩いて行った。
第3話へ続く