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〜第23話　希望の光〜

ナツとグレイ、エルザとウィングは一歩前に出る。


ナツ「キッド、覚悟しろよ!」

グレイ「妖精の尻尾を甘く見てると死ぬぜ。」

エルザ「待て、お前ら。キッドを挑発してどうする!?奴は「夜桜のキッド」と呼ばれていたんだ。奴を甘く見てもダメだぞ。」

ウィング「大丈夫だって、エルザ。キッドなんて俺一人でも倒せたんだぜ。」


キッドは目を細める。

そして、手には桜の花びらが舞う。


キッド「桜竜の鉄拳!」

ウィング「銀火竜の鉄拳!」


キッドとウィングは飛ぶ。

そして、拳をぶつけ合う。


ウィング「どうした、その程度か!?」

キッド「俺はX級魔導士だぜ!笑わせるな。」


キッドは桜の花びらをウィングに向けて飛ばす。


キッド「桜竜の郷燐!」

ウィング「銀火竜の牙豪!」

キッド「桜竜の特殊攻撃を破壊する事は無駄だ。」


ウィングの歯は尖って燃える。

そして、桜の花びらを食べる。

と言うより燃やす。


キッド「桜竜の特殊攻撃は頑丈な為破壊する事はできねぇんだよ!」

ウィング「これでもか!?銀火竜の鉄溶!!」


銀火竜の鉄溶とは鉄も鋼も溶かす火を吹きかける。


ウィング「ナツ、手伝え!」

ナツ「おうよ!火竜の咆哮!!」

キッド「アーム、あのクソ銀火竜を潰せ。俺はナツを潰す。」


アーム・ストリアン。

通称：破壊のアーム。

片腕がアームでもう片腕はドリル。


アーム「お前がもう一人のX級魔導士か!?」

ウィング「鉄腕の使い手か!?」

アーム「人の話聞いてる、お前??」

ウィング「（夜桜の騎士（レイキッド・ナイト）はマスター：キッドに次いで幹部が10人、その他が何人かいるのだからこれで明らかになったのは幹部3人のみか。）」

アーム「じゃ、行くぜ!角錬鎌（レイシュ）!」


アームの片腕が魔法により鎌になってウィングの首を刃で囲む。


アーム「斬り倒し（エルドーズ）!!!」


アームは腕の鎌を自分の方に向けて引く。

ただ、ウィングは避けた。


第24話へ続く