二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: FAIRYTAIL 〜闇を砕く魔導士〜 一周年企画開幕!! ( No.376 )
日時: 2012/06/17 20:12
名前: 雷人 ◆5GapKydGRo (ID: Z5cmkimI)

〜第173話 魔界計画と黒組織【前篇】〜

幻影物語を突破した魔導士達は妖精の尻尾で宴と共に新たな仲間〝キッド〟と〝ライガー〟の歓迎会を行い、騒いで居た。

ゼオンとヴァイアは〝永眠の芸場(レギィサーカス)〟事件後に入部した為、歓迎会には一応祝われたという。

そんな宴途中に扉を蹴り飛ばして中へ入ってくる青年———ギルア・セルディスが現れ出た。


ギルア「既に此処まで黒組織の噂が流れているらしいなァ!?この妖精の尻尾にも入り込んでるとか・・・・・。噂を聞いた者の魔力は全て俺等、黒組織が頂く。」

ゼオン「随分と偉い口調に変わってんじゃねぇか、影野郎!!!俺等は三年の修行を積んでんだ、今回は勝たせて貰うぞ!!!!」

ギルア「・・・・・・・火影・第壱呪〝アポス・ミイラ〟!!!!」

マカロフ「その魔法は危険じゃ、ゼオン!!!肉体が一度でも燃えれば全身をミイラに変える魔法じゃっ!!!」

ナツ「こんな炎、喰い尽してやる!!!・・・・・・タァァッ!!」

ライク「馬鹿野郎!!!喰っても内臓全てをミイラに変えられるだけだ、ミイラ状態になれば頑丈な包帯で内臓を動かす事は不可能、死ぬのを待つだけだぞっ!!!」


ギルアが手から放った包帯状の火を纏う影を食べようとナツは襲い掛かるが、危険性を知るライクに抑えられ、ゼオンは近くに落ちていた剣で防いだ。

しかし、ゼオンの背後には大鎚(ハンマー)を持つ筋肉質な男が目を光らせて襲い掛かるが、突如現れた銀火竜ことウィングに拠って助けられた。


ウィング「黒組織がマグノリアを襲うって噂を聞いたんで速攻で駆けつけて見たら、これじゃねぇか。ったく三年の修行は何の為だ?己を鍛える為か、技を増やす為か?」

ナツ「違うっ、〝仲間を助ける為〟だ!!!!火竜の煌炎っ!!!・・・・・お前等が企んでいる計画は人々を不幸に招くだけの悪戯に過ぎねぇ!!!」

ギルア「面倒な野郎がこのギルドには幾つ潜んでんだ、馬鹿野郎!!此処はバーズに任せる。」

バーズ「了解でごやす、旦那ァ!!!って訳で今から大鎚でアンタ等のギルドを崩壊へ導くでごやす!!!〝粉砕(クラァッシュ)〟!!!!」


バーズは地面を狙って構える大鎚を叩き付けようとするが、それを邪魔する様に大鎚の下にはゼオンが立っていた。


バーズ「お前も一緒に死にてぇのか、この野郎っ!!!〝連続粉砕(れんぞくクラァッシュ)〟!!!!!」

ゼオン「死ぬのはテメェだろ、大鎚!?〝月剣突き〟!!!!」


ゼオンは右腕と左腕を剣へと変え、振りかかる大鎚を連続の突きで砕き散らした。

その後、手元に何も無くなったバーズはギルド内から怯えて逃げ出した。


ギルア「野郎も使えねぇな、次逢った時はオレの手で殺してやるから安心しなァ。火影・第弐呪〝アポス・ディーアー〟!!!!」


【中篇】へ続く