二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: NARUTO疾風伝 第二幕—常闇の蝶共— ( No.22 )
日時: 2011/06/02 22:14
名前: おぷゥ (ID: ohiIgZdM)


 朝日がまぶしい、窓から光が差し込みその光でナルトは目を覚ました。彼の自宅には床に夜鐘が寝かしつけられ、無羅はその近くに座り眠っている。

 ナルトはベットから降りると、そばに座っている無羅に近づく

 「朝だーってばよ」

 「・・・・・・んあ、・・・あー、ま任務は今日でも取り返しがつくか・・・」

無羅は頭を掻きながら、夜鐘を蹴り起こす。
 ごろごろっと空中で夜鐘が回転して、そのまま墜落した。

「・・・・・・いっ・・・」

涙目になりながら夜鐘が体を起こす、無羅は夜鐘の髪の毛を掴んで自分の顔に近づけた。そして、にこりと半笑いし

 「お目覚めいかが?ナナシくーん」


 そういった。
夜鐘は苦笑いと冷や汗を流しつつ「最っ悪のお目覚めデス」と言ったのだった。


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 「あーっと・・・・・・なんでお前が居るんだ?」

   「まー、いいんじゃねぇの?」

綱手が無羅と夜鐘の横に居るナルトに目を向ける。
 ナルトは、二人についていく気まんまんで用意をしているのだ。

 困り顔で綱手は、ため息をつく。

 
 ・・・また厄介なのと関わりおって・・・・・・


 「ナルト、これは暗部の任務だぞ」

厳しい目でナルトを見据えると、にんまり顔の夜鐘が顔を近づけてきた。思わず綱手は身を引く

 「・・・な、なんだ・・・・・・」

 「袖ふりあうも多少の縁でしょ?」

夜鐘は人差し指を天井に向けながら言った。

 「屁理屈をいいおって」

綱手は少し顔をゆがませてうな垂れた、見かねたシズネは口を開く。

 「七班の人を何人か入れればいいんじゃないでしょうか?」

 「・・・それもあるが・・・・・」

綱手は、目を閉じる。

  「・・・となれば、カカシかヤマトか・・・・・・」

そう呟いた。


 その時だった


 「綱手様!!」

   「サクラ!?」

扉が、乱暴に開かれ現れたのはサクラだった。