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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: NARUTO疾風伝 第二幕—常闇の蝶共— ( No.26 )
- 日時: 2011/06/03 22:44
- 名前: おぷゥ (ID: ohiIgZdM)
いきなり扉を開けたサクラは息を切らしながら、ナルトの隣に立った。ナルトは「サクラちゃん?」と相手の名前を呼び顔色を伺っている。
サクラは息を整えて綱手を見る。
「私も、行かせてください」
「はぁ!?」
綱手は目を見開き手を額に当て、再びうな垂れる。
肘が、山積みの書類にあたりバササっと乱雑に床へと落ちた。
シズネが、落ちた書類をいそいそと広いあげてサクラに苦笑いする。
「サクラさん、これは・・・・・・遊郭の任務ですよ?」
「ぶはッ」
シズネがあまりにも直球に言ってしまい、夜鐘は一人で笑った。
無羅は「あちゃー」と呟いて、シズネを見ている。
シズネが「えッ?」と周りの様子に頬を赤らめているが、それ以上にサクラの顔が赤い。ナルトは「熱でもあんの?」とサクラを心配しているが、サクラには聞こえていない。
無羅は、サクラの頭を撫でながら綱手を見る。
「あー・・・・・・、とりあえず遊ぶわけでもないし、女だし、裏仕事だし・・・・・・・・・まぁ少女と少年に悪影響はないかと」
ぽりぽりと頬を掻いて「ね?」とサクラの頭を『ぽんぽん』と軽く叩いた。
というわけで、東の方位に位置する。商業国の地下の遊郭に潜入することに・・・・・・。
サクラ、ナルト、夜鐘、無羅でnot性的な意味の任務が始まった。
「はぁ〜・・・・・・」
「鼻息荒いよ、サクラ」
「そ、そんなこと!!」
「うっふふーん」
無羅とサクラは二人でそんな会話をかわしていた。
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