二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: NARUTO疾風伝 第一幕—鉄の国— ( No.9 )
- 日時: 2011/05/15 09:26
- 名前: おぷゥ (ID: z1wKO93N)
「・・・・・・・・・・・・鬼じゃない」
「この子は鬼じゃない」
「誰もわかってくれない」
「誰も理解しない・・・」
「・・・・そんなの、いや」
「壊して壊して壊して壊して壊して壊して壊して壊して壊して壊して壊して壊して壊して壊して壊して壊して壊して壊してコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテイヤ壊して壊してコワシテタスケテ壊して壊してコノコヲ壊して」
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「・・・・・・・・・よくぞ参られたな」
鉄の国の長は、汗をふきながら大屋からでてきた。
ナルト達を見ると、うんうんと頷いて大屋の中へと誘う。
「中は、とても暑いからのう、気をつけるんじゃぞ」
ナルトは首をかしげ、長に言われるまま3人は中へと入っていった。
後ろから長が扉を閉めて、3人の後ろを歩く。
中は、熱の色で赤く染まっていて、男達が刀を作っている。
なかには鉄の棒もつくっている女もいた。
「ここは・・・」
サイは口を開いた。長はまた汗をふきながら「この国の収入源はすべて鉄でな、特にこの大屋は大きいところなんじゃ」そう言った。
「さすがは鉄の国ね」
「そうだね」
サクラとサイはうなずきながら足を進めていた。
ナルトは「暑いってば・・・」といいながらフラフラと歩いていた。
サクラはそんなナルトに「上着を脱ぎなさい!」と声をあげて教えた。
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大屋をぬければ、頑丈そうな建物に入っていった。
風通しは良いが、あまり快適そうではない薄暗い建物だった。
3人がその建物に入ると長は、いそいそと壁にかけてあった鍵をとえいだしてきた。
「さって、・・・鬼のことじゃったな」
長は、目を閉じて4つの鍵のうち、一番大きな鍵をもつ
3人は表情をすぐに強張らせた。