二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: どうぶつの森☆だいすき村だより☆ ( No.9 )
- 日時: 2011/07/03 16:16
- 名前: リボン ◆UGX7J2Qvjo (ID: btsyIDbw)
第4話[姫だから]
「りな、行くぞ」
「お兄ちゃんまってー」
「・・・・・」
「お、まにあった、よっしゃ」
「ふー」
「1時間乗ってるのね」
「ああ」
☆
「お帰りなさいませ、りな様、りょうま様」
「あ、メイドのメジューサさん」
「りな様、りょうま様、お体が汚れています。
お風呂にお入りを。
そちらのお友達もどうですか?」
「私はいい」
「かしこまりました。
では、お洋服おいと着ますね」
「ありがとう、メジューサさん」
「それではごゆっくり」
「うーん、里帰りした気分」
「そうだな」
「メジューサさんにもあえてよかった」
「姫だから礼儀ただしくな」
「はーい」
☆
「りな様、るな様がお待ちです」
「お母様が?分かった、あってくるね」
あたしは走ってお母様のいる部屋へ行った。
☆
「きましたね、りな・マリン」
「はい、お母様」
「りゅうまに貴方をよんだのは」
「はい」
「いま、このマリンとう村があぶないからです」
「はい」
「マリン城の第3国王の名前は?」
「はい、りょうま・マリンです」
「そして、りょうま・マリンは、りな・マリンのお父様」
「はい、そうです」
「りょうま・マリンの不思議な力は、貴方、りな・マリンに受け継がれた」
「えっ・・・」
「そうですよね、りな・マリン」
「・・・はい」
「そのりょうま・マリンは貴方が1歳のときに殺された」
「・・・」
あたしは怖くてふるえた。
「その時、りな・マリンに引き継がれた力は強まった」
「・・・はい」
あたしはふるえた声で言った
「なので、りな・マリン、貴方がマリンとう村を守るのです」
「はい、がんばります」
「りな・マリン、貴方がもってたネックレスは?」
「・・・く・・・た」
あたしは怖くていえなかった。
「なんですか!?」
「無くしました!!」
言っちゃったよー、怒るなー。
「りな・マリン!!ネックレスを無くさないようさんざん言ったじゃないですか!!」
「はい」
「ネックレスの意味は?」
「勇輝と希望を無くさず、自分の道をあゆんでいく」
「よろしい。
だが貴方はネックレスを無くした。
りょうま・マリンはなんのために貴方にネックレスを渡したんですか!!」
「・・・」
あたしはつらい過去を思い出してしまった。
ダッ
あたしは走った。
「こら!!りな・マリン!!」
遠くでお母様の声が聞こえる。
でもあたしはとまらない。
出口に向かった。
あたしは城から出た。
これからどうしよう。
第4話終わり