二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ココロ ボカロ ( No.25 )
- 日時: 2011/05/29 19:25
- 名前: 猫科の犬 (ID: KrNEmkft)
- 参照: http://www.youtube.com/watch?v
第5話 ココロという歌
リンはサクラの木の前に立つ。
そして覚悟を決めた。
『メッセージを録音します』
「孤独な科学者に作られたロボット」
そう。これはレンのこと。
「出来栄えを言うなら奇跡」
私が完成した言葉
「だけどまだ足りない。1つだけ出来ない」
レンが1つだけ足りなかったものを気づいたんだ。
「それはココロというプログラム」
ココロというプログラムを作り忘れていた。
「幾百年が過ぎ 1人で残された 奇跡のロボットは願う」
これが私のこと
「知リタイ アノ人ガ 命ノオワリマデ 私ニツクッテタココロ」
私は願った。
「今 動き始めた 加速する奇跡 ナゼかナミダがとまらない」
ココロを知った時こんな感じだった。
「ナゼ 私震える? 加速する鼓動」
私の中で何かが動き始めたんだ。
「これが私の望んだココロ?」
そしてココロというものを知った。
「フシギ ココロ ココロ フシギ 私は知った 喜ぶことを」
ココロの不思議にきづいて喜んだ。
「フシギ ココロ ココロ フシギ 私は知った 悲しむことを」
今度は悲しさを知った。
「フシギ ココロ ココロ ムゲン なんて深く切ない・・・」
ココロは無限にあった。切なくて、そして深かった。
「今 気づき始めた うまれた理由を」
私は、今気づいたんだ。
「きっと1人は寂しい」
私も1人だったのに気づいたから。
「そう あの日 あの時 全ての記憶にやどるココロが溢れだす」
今更になって記憶の中にココロというものを感じたんだ。
「今 言える 本当の言葉」
今なら言える気がするんだ。ココロを知った今なら本当の私の言葉が言える。
「捧げる 貴方に」
この言葉。天国にいってしまった貴方に捧げる。
「アリガトウ アリガトウ アリガトウ アリガトウ」
1度目のありがとう。
「この世に私をうんでくれて」
ありがとう。
「アリガトウ アリガトウ アリガトウ アリガトウ」
2度目のありがとう。
「一緒にすごせた日々を」
ありがとう。
「アリガトウ アリガトウ アリガトウ アリガトウ」
3度目のありがとう。
「貴方が私にくれた全て」
ありがとう。
「アリガトウ アリガトウ アリガトウ アリガトウ」
4度目のありがとう。
「永遠に歌う」
私は歌う。貴方の為に。レンの為に歌う。
『アリガトウ アリガトウ アリガトウ アリガトウ』
『lulalala・・・ lulalalulala・・・』