二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 紙飛行機 ボカロ ( No.41 )
- 日時: 2011/07/01 21:11
- 名前: 猫科の犬 (ID: 4NzAaWKB)
- 参照: http://www.youtube.com/watch?v
第1話 始まり
ここは病院の1つの部屋
そこには、暇そうにしていたリンがいた。
「暇だなぁ〜」
たまには、外に出てみたいな。
でもパパは、そんなこと許してくれないし・・・。
あ。許してくれないなら1人で勝手にいっちゃえ!
今パパは、お仕事中だし。大丈夫だよね。
リンは、体についていた管をはずし違う服に着替える。
着替え終わって、病室を抜け出して外へ出た。
風が気持ちいい〜♪
どこにいこうかな?
あ!そうだ!前にパパが話してた仕事場にいきたいな!
そこにいってみよう!
そして歩き出した。
数分後、その仕事場についた。
「ここかぁ〜パパの仕事場!」
リンは、ふと錯誤しの少年を見る。
「何してるんだろう?草取り?」
それからずっとその少年のことを見ていた。
するとその少年はこちらに気付いたらしく、リンのことを見てきた。
うっわ。すごく綺麗な人・・・。
下を向いてる時は、ただ服がものすごく汚れてるなって思ってたけど、顔を見てみたらそんな汚い人じゃない。
顔もちゃんと整ってるし。リンと同じ黄色い髪だし。
しばらく2人が見つめあっているとリンは、なんで見つめあってるんだろうとか考えて無邪気に笑った。
そうしたら、少年は頬を真っ赤にして下を向いてしまった。
?
あれ?笑顔嫌いだったのかな?
それとも照れてるだけ?
う〜ん・・・なんだろう?
数時間くらい少年のことを考えていたが、ふともうパパが病室に戻ってくる時間だということに気づき、帰って行った
そして、その日から毎日その少年のいる所へいくようになった。
父には内緒でいつも病院を抜け出して、父が帰って来る前に病室に戻るということを何回も繰り返していた。
しかし、父はリンが毎日内緒で病院を抜け出していることを知っていた。
あえて、それを口にすることはなかったが。
ある日、リンはいつも通りに仕事場へ向かった。
でも今日は、少し違った。
少年は、リンが来た時に少し後ろへ下がった。
リンは、なんか悪いことでもしたかな?と少し考えてしまったが
予想は違かった。
少年は、少し後ろへ下がり持っていた紙飛行機を投げたのだ。
その紙飛行機は、見事に柵をこえてリンのもとへやってくる。
リンはそれに気づいてキャッチしようと思ったが、足が上手く動かなくて落としてしまう。
そして、その後にその紙飛行機を拾い何かがかいてあることに気づく。
リンは広げてみた。それは、手紙だった。
リンは、読み終わってすぐに少年に笑顔を見せる。
内容は単純なもので「手紙交換みたいなものをやろうよ」だった。
その後、リンも手紙を書いて紙飛行機を作って投げた。
毎日では、ないが交換交換に飛ばされている。
リンは、病人だから、少し文字を書く時わかりずらくなってしまうが、それでも少年は、笑ってくれた。