二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: サイハテ ボカロ小説 リク的なもの募集中 ( No.57 )
日時: 2011/08/15 21:58
名前: 猫科の犬 (ID: UDcUxrh6)
参照: http://www.youtube.com/watch?v

第3話 さようなら

ミクは、その青い空を見て今までのことを考えていた。




今まで「恋」を知らなかったミクに「恋」を教えてもらった。

いつもの学校生活が今まで以上に楽しくなった。

あの時は、ものすごく緊張していた。馬鹿みたいに。

でも彼は、喜んで。驚いてその答えを了解してくれた。

その時のミクはものすごくおかしかった。

馬鹿みたいに顔を真っ赤にしてた。彼は笑っていた。

それにつられてミクも笑った。

ありふれた生活に紅が来たみたいに。

ミクに紅が来たみたいなたおやかな「恋」だった。






でもそんな彼ももういない。






ミクは、顔を悲しみの色に染めた。





そして言った。





彼に言うお別れの言葉を。



















“さようなら”