二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 悪食娘コンチータ ボカロ小説 ( No.93 )
日時: 2012/02/21 22:50
名前: 鏡猫 (ID: lL8RIxSj)

第3話 性格の悪いメイド

召使が、コックの様子を見ている間、バニカ様は、皿にかぶりついていた。
ついには、臨時で持ってきた骨付き肉の骨までも食べてしまった。

「まだ、まだ来ないの!?早く持ってきなさい」

「少々お待ち下さい!ただいま持ってきます!」

少し速足でキッチンへ向かった。
途中で召使とすれ違ったが、何も持っていなかった。
きっとまだ出来あがってないんだろう。まったく、使えねぇコックだ。
キッチンの扉を勢いよく開けた。

「おいっ!コック!まだ料理は出来ないのか!?」

「ひぃ!そ、そこのテーブルの上に何皿か作ってあります!!」

「なんだ。出来てんじゃない・・・・って注文した数と全然違うじゃない!後、もう5皿よ!」

「そ、そんな事いわれましても、こんな大量な料理一気につくr「口ごたえ、するのかしら?」すみません!!」

作るのが遅すぎよ。まだこれくらいしか出来てないなんて。
でも、前のコックよりは長い期間働いてくれているのかしら?
その分マシなのかも知れないな。
とりあえず、これだけは持っていかないと。

すぐに皿を手に持ってバニカ様の所へ戻る。
バニカ様の所に用意されていたスプーンやフォーク、皿などはもう、ほとんど食べられていた。
なんとか間に合った見たい。

「おまたせしました、バニカ様。」

バニカ様の目の前に、今持ってた物を全て置いた。
まだ、テーブルの上には皿が残っていたな、と思いまた、取りに戻った。
コックは、さっきと違い、さっさと働いていた。
この繰り返しで、料理を次々と運んで行った。



〜本日の昼食のメニュー〜
・焼きネギと玉ネギのサラダ
・ピンクオクトパスのカルパッチョ 女王風味
・ナスの鮫風グリル、ナス抜き
・メイドが適当につくったパン
・シェフ特製いもけんぴアイス
・自作ハイポーション(マッケシェイケMIX)