二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナイレ*最強姉弟参上?!* ( No.283 )
日時: 2011/07/03 21:27
名前: 伊莉寿 (ID: r4kEfg7B)

番外編 その3・円堂キャプテン、基礎からやりましょう(笑)

瑠璃花は、少し緊張していた。レシラムはドラゴンタイプで、当然ドラゴンタイプの技を覚えている。

チルはドラゴン・ひこう。ドラゴンタイプの技が効果抜群になってしまう。気付かなければ安心なのだが…

瑠「チル!りゅうのはどうをレシラムに!」

魁「ウォーグル、戻れ!行け!グラエナ!!」

瑠(グラエナって、名前グラタンだっけ^^;)

流石に言わないか、と心の中で呟く。

一方、レシラムは大ダメージを受けている。円堂は首をかしげて眺めていたが、グラエナへクロスフレイム、という指示を出す。

チェ「チルへ撃ち落とす!」

瑠「!」

ガン、と痛そうな音がしてチルは撃ち落とされた。グラエナはクロスフレイムを食らいながらも立ちあがった。

瑠「…チル、戻って!みらら、出番です!!」

円「!サーナイトか。」

豪「全員2体目のポケモンが出たな。」

持ち物

瑠璃花…サーナイト・まがったスプーン 魁渡…グラエナ・ラムの実
円堂…レシラム・無し チェレン…ギガイアス・かたいいし


チェ「なるほど…チルではレシラムに有利でありながら不利…そして撃ち落とされた今、チルがピンチであると悟ったか。」

円「え?ユウリデアリナガラフリ?」

チェ(脳内パンクしてるのか?)

円堂が呆然としている間、魁渡がグラエナに『ゆうわく』という指示を出す。

ギ「?!」

ゆうわくはギガイアスに効いて、メロメロの状態になってしまった。

瑠「みらら、催眠術です☆」

レ「?!〜〜〜zzz」

円「な!寝ちまった!」

チェレンが焦り出す。2体とも状態異常と呼ぶにふさわしい状態。しかもみららは恐ろしい。

瑠璃花の、みららを使った戦法。

瑠「かげぶんしんを3回!めいそうを3回!!」

魁「みららのサポートにまわるぞ!」

サーナイトとグラエナが頷く。レシラムは起きないしギガイアスで技を繰り出せばグラエナが出て来る。

チェ「ストーンエッジ!!」

魁「!当たるかっ!?」

グラエナが飛び退く。みららに当たる、と思われたが影分身のおかげだ。外れた。

チェ「…!」

レ「ぐあー…」

円「レシラム!ドラゴンクロー!!」

グ「!!!?」

レシラムが目を覚まし、ドラゴンクローがグラエナに直撃。

グラエナはダメージが大きく、ふらついている。

魁「…みらら、かわせよ!ギガインパクト!!!!」

レシラム達に接近したグラエナのギガインパクト。ギガイアスもダメージを与えられた。

チェ「うちおとせ!」

撃ち落とすは見事に当たり、グラエナは倒れた。

豪「ぐラエナ、戦闘不能。」

魁「ありがとな。」

みららは影分身でかわして、ノーダメージ。

ウォーグルが再び羽ばたく。

瑠「みらら、ギガイアスにマジカルリーフ!!」

チェ「!何時の間にマジカルリーフを…!」

ついこの前まで覚えていなかったはずの技をされ、ギガイアスは戦闘不能に!

円「これがめいそうの威力…」

チェ「ち…」

勝ち目は無いとチェレンは思った。ドラゴンにドラゴンは効果は抜群、という事も知らなかったトレーナーだ。

この勝負、終わった…

円「大丈夫だ!まだ終わってねーぞ!!」

チェ「…!お前…」

信じろ、と瞳は語る。

チェレンの顔に笑顔が灯る。思えば、この勝負は新たな価値観を知る事が出来た。

充分収穫はあったさ。

円「ドラゴンクロー!」

瑠「ッ!?」

チェ・瑠(当たった??!!)

みららがふらつく。防御が低く、レシラムは攻撃が高い。

瑠「さっすがキャプテンです!強いですね…負けられません!」

魁「ウォーグ、ブレイククロー!!!」

円「みららにりゅうのはどう!!」

数々の技、その後…

瑠「みらら!」

豪「みらら、戦闘不能!」

観客の喚声。チェレンもバトルから目が離せない。

レシラムはHPの残りが半分を切っている。ウォーグルは本当に残りわずか。

瑠「チル!」

魁「ウォーグ、ばかぢから!!」

レシラムに直撃した。全員が息を飲む。

レ「グオ…」

円「最後だ!流星群ッ!!!!」

チェレンには見えた。レシラムと円堂が、同じ、強い思いの元叫んでいる姿が。

そして、フィールドに降り注ぐたくさんの星。

たくさんの流星、メテオ。

瑠「チル…!」