二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナイレ*最強姉弟参上?!* ( No.284 )
日時: 2011/07/03 21:44
名前: 伊莉寿 (ID: r4kEfg7B)

番外編 その4・最後の技

舞い上がる砂煙の中—

立っていたのはレシラム。

豪「ウォーグル、チルタリス…?」

ようやく煙が消えた後…水色の羽が見えた。

瑠「誤審寸前です、豪炎寺先輩。」

魁「チルはまだ生きてるぜ!」

喚声。のんきのおこうが効果を示し、チルには流星群が届かなかった。

瑠「チル、りゅうのはどう!!」

円「!!!レシラムッ!!」



円堂が叫んだ。



円「レシラムッ…アレ?」

目が覚めた、つまり…夢だった?

円堂が周りを見ると、じいちゃんの写真、目覚まし、サッカーボール、枕の近くにあるDSLight。

電池の所が緑色に点滅しているのを見て、画面を開く。

見た事が無い画面だった。攻略本にも載っていない場面。

何処かの高原、チェレン。

円「…?此処って…」

瑠『何処って…セキエイ高原ですけど…』

セキエイ高原—

チェ「君とのバトル、すごく楽しかった。良い勉強になったよ。また、こんな偶然があったならバトルしよう。」

その言葉が現れ、画面が暗くなった。

円堂は、頭の中を何とか整理しようと、ぼうっとしていた。

温「守〜!もう朝よ!起き…」

円「!起きてるよ!!」

円堂がはっとして言い返した。

夢の中だった、そうだとしてもあの夢の事は忘れたくないし楽しかった。

それで良い。円堂は、笑顔でそう思える。


瑠「ふああ…」

施設の布団の中で瑠璃花は目を覚ました。

瑠「チル…りゅうのは…え?」

思わず口から洩れた言葉にはっとする。

どんな夢を見ていたんだろう。瑠璃花は思い出せない。

瑠「……まあ、いっか!楽しかったみたいだし…」

外は暖かな日差しの中に、深緑の葉。

瑠璃花は、新たな1日の始まりを笑顔で迎えた。



短くなりましたが、番外編完結しました!
参照900突破の企画のお知らせは、また後でします♪
これからもよろしくお願いします☆