二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナイレ*最強姉弟参上?!* ( No.394 )
- 日時: 2011/07/25 12:31
- 名前: 伊莉寿 (ID: r4kEfg7B)
参照1300突破記念!(遅ッ!)
番外編 魁渡君の小学生ライフV3!
風が吹く。微風で、空には白い雲が少し見える。理想的な天気だ。少女が小学校の校舎を見て嬉しそうに微笑む。
?「歓迎してくれてるみた…ごふっ!!」
魁「あ、悪い!」
綺麗なシーンを邪魔されて少女が恨めしそうに魁渡を見る。
ダッシュでランドセルを背負い駆けて行く魁渡を見て、少女はため息をつく。
?「機嫌良いから…許す。」
〜鈴音side
先「今日は体育の先生が休みなので…」
生徒「インフルエンザですか。」
先「知りません!」
生徒2「何やるんですか。」
先「静かにして!!!」
溜め息。
てゆーかこの人先生に向いて無い。だから生徒になめられるんだよ、もっとリーダーシップというか…まとめる力つけないと絶対ノイローゼになる。
で、何で結局サッカーになるかな…女子さぼりたいだけだろ絶対。
今日の体育は合同。他のクラスの奴で顔知らない奴結構いるし、サッカークラブの部員辞めた奴多いから上手い奴いたら引き込もうっと。
…そんなにうまい奴なんている訳無いけど。
女1「鈴音さん!」
パスが回ってきて受け取る。少しドリブルする。やっぱり素人ばっか。
鈴「川谷!」
適当に近くに居たチームメイトにパス。驚いたように受け取…
鈴「!」
それをカットした奴。全く見た事が無い女子。
誰だ…?そのままそいつはシュートした。
女2「ナイッシュー!里愛!」
リイト…決定。サッカークラブに入ってもらおう。
その時、俺がどんな表情だったかは知らない。ただ…周りの女子がビビっていた。
放課後。
5−4に入ると、迷わずピンクのセミロングを探した。
鈴「お前が里愛だな?」
里「え?そーだけど…」
手首をがっしり握る。相手は驚いていた。
鈴「来てもらおうか?」
里「それは悪い奴が言うセリフじゃない?」
あっれ〜、同じオーラが感じられるな〜?強制連行しようとすると、里愛の右手にさっきは無かった物が…ハリセン?
鈴「!」
飛び退いてかわし床に押さえつける。
鈴「俺の勝ち…だな。」
里「チッ…」
舌打ち?
まあいいや。里愛を部室へ連れてって…魁渡と合流するか!
部室の前に行くまでには、だいたい里愛は静かになっていた。というよりウキウキしていた。
俺がドアに手をかけて引き戸を開けようとする。ちなみに部室は外。
「バンッ」
鈴・里「!!??」
中から机をたたいた様な音がした。もめている声も聞こえる。
?「〜〜〜して!!!」
女子の声…
?2「〜〜〜〜〜自分で〜〜〜」
里「よく聞こえ…」
「バンッ」
五月蝿い。
そう思ってドアを思い切り音を立てて開けた。つまりさっきの音は俺がドアを開けた音だ。
中でもめていたのは…ああ、あいつか。後何処かで見た事ある様な…オレンジのポニーテール。
鈴「黙れイチゴオレ。」
?2「あ?俺はジュースじゃねーし。市護玲央って名前あるんだけど?」
という事で騒いでた男は市護玲央。サッカークラブの部員。
?「鈴音さんに…里愛ちゃん!」
あ、向こうは知ってんだ、俺の事。
鈴「で、お前誰?」
?「私、荒木風香っていうの!サッカークラブの部員だよ!」
鈴「…そっか、何かごめんな。」
風香か。確か蓮がクラブ終わるの待ってる時練習してるの見た事ある。お気に入りのボールがあって、それで何時も自主練してる偉い子。
風「…で玲央先輩!ボール取ってきて下さい!!」
市「めんどくせ〜って何回言ったらわかるんだ。」
風「自分で蹴って飛ばしたじゃないですか!」
市「もう反論するのもめんどくせ〜」
呆れた。何なんだこいつ。イチゴオレは喜んで自販機に買いに行くくせに。
すると部長と蓮が走ってやって来た。魁渡も後ろに見える。
イチゴオレを殴るのもあほらしい。風香は相当イラついていて話を聞いてもごちゃごちゃになりそう。
背後で黒いオーラ。と、突然部室の奥の方から振動が伝わってくる。
何処から持ってきたのかは知らないがオノを持っている里愛も驚きを隠せない。
市「は?何の音?」
風「これはもしかして…」
泰「幽霊部員説の…」
魁「幽霊部員説?」
鈴「ついこの前蓮に聞いた。泰斗という名のバカ猿が暴れ出してからすっかり姿を見かけなくなった…」
泰「誰がバカ猿だ!!!」
五月蝿い。里愛も同じらしく、やはりどこから持ってきたのか分からない30センチ越えハリセンで泰斗の頭を叩く。
気持ちいい音が響いた。あ、話の途中だった。
鈴「女子部員がいると。」
魁「行くぞ、部室の裏だろ?」
魁渡がこの番外編であまり喋らないのはなぜ?これ魁渡が主役じゃないのか?(突っ込まないで下さいby伊莉寿)
とりあえず、俺達は部室裏へ行ってみる事にした。