二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナイレ*最強姉弟参上?!*参照1500突破!!!? ( No.415 )
日時: 2011/07/29 17:37
名前: 伊莉寿 (ID: r4kEfg7B)

返信回数400回突破記念&連載開始3カ月記念

番外編 魁渡君の小学生ライフV5!!

奏太が魁渡をジッと見ていた。何処かで見覚えのある顔だ。

でも結局分からず溜め息をつく。

蓮「じゃあ、皆自己紹介をしましょう!改めて名前を確認したいですし…。」

蓮が提案すると全員が頷いた。

泰「俺は渚輪泰斗。一応部長。」

蓮「広野蓮、5年で副部長です。」

奏「本田奏太、6年だ。」

風「私いいかな?荒木風香!よろしくね!」

最後の言葉は、魁渡と里愛に対して。2人が頷いたのを見ると迷がおずおずと自己紹介をする。

迷「……私、黒羽迷…GK。」

市「市護玲央DF。趣味はサボり。」

鈴音のエルボーが市護のあごに命中。

鈴「俺は南沢鈴音。スケットを集めるスケット。」

里「Mrりーとんしゃんこと神田里愛で〜すっ!りーとんしゃんって呼んでね!好きな食べ物はチョコで嫌いな食べ物はウサ…」鈴「強制終了。」

里「え〜」

風「今ウサギって言いかけた?!ねえウサ…」鈴「五月蝿い。」

そのやり取りを苦笑して見つめる男子共。

魁「俺は流星魁渡!え〜っとよろしくな、奏太!」

奏「ああ、よろしく。」

微笑して右手を差し出す奏太。その様子を見て泰斗以外の全員が思う。

何故この人が部長じゃないんだろう、と。それは泰斗がやりたがっていたからなのだが。

握手を交わしてこれで全員かと思った時。呑気な声が聞こえた。

?「僕は赤木龍羽。ポジションはDFだよ☆」

全「え??!」

茂みから覗く、ピンクの猫耳。次の瞬間現れたのは、ピンクの猫耳付きパーカーを着た少年。

龍「ちなみに6年生☆だよ♪」

鈴・里「五月蝿いアホ。」

泰「あれ、久しぶり〜龍羽君。今まで何処行ってたの?」

魁「え、コイツ部員?!」

龍羽がニコニコ顔のまま頷く。しかし、全員はスルーすると決めたらしく無視して帰宅の準備をする。

龍「今まで何処に行ってたか?聞く〜…って皆??!!!!」

市「お疲れっす先輩。明日朝練あるらしいっすから遅刻しないで来いよ〜。」

あの市護にすらそれしか言われなかった少年。次回、多分正体を現します☆


〜魁渡side

まさか、鬼道家に忘れ物をしてしまうとは。

夕方。クラブ活動が終わり合宿に途中参加した俺だったが、練習が終わった後、着替えを家に置いて来てしまった事に気付いた。

瑠璃姉に言って付いて来てもらった。いやあの人未だに家の位置覚えてなかったから^^;

魁「!あれ、鈴音…?」

瑠「え?あの一人称俺の人?」

瑠璃姉にはそう言ってあった。それより鈴音が鬼道家の前を自転車で走っている。カゴにはコンビニの袋。

鈴「おっ、魁渡!…と、誰?」

瑠「初めまして、魁渡の姉の瑠璃花です。」

鈴音が瑠璃姉と俺を見比べて呟く。

鈴「性格似てねー…」

魁「は?」

何でもない、と言ったけど…笑ってる気がする。黒い笑い。

ジッと見ていると黒い高級車的な物が鬼道家の前に停まった。後ろの座席から女が降りて来る。

ピンクの髪、ピンクの瞳。雰囲気は…ラティアに似てる。見た目からして瑠璃姉と同い年くらい?

そいつは俺等をスルーして鬼道家のインターホンを押す。…って何だこの家に用があったのか。

魁「俺ん家に何か用?」

瑠璃姉が驚いた様にしているのが分かった。まぁ正確に言えば違うけどさ。

鈴「え、此処魁渡の家なんですか?!」

瑠「…この家にお世話になってるだけ^^;」

小声でそう言ってるのが聞こえる。女は俺の方を向いて訝しげに見ている。

?「貴方…この家の子?」

魁「まあな、伝言なら伝えとくぜ。」

?「別に伝えてもらうほどの事じゃないわ。引っ越してきたから挨拶に来ただけだもの。」

ふうん、引っ越し。

?「私は奏宮歌音。貴方の家の近く…ほら、あそこに引っ越してきたの。近所付き合い宜しく。」

それだけ言うと車の中に戻ろうとした…ところ後ろで遊んでいた子供が蹴ったボールが接近する。

危ない、と思ったのと同時に歌音の足がボールの進行方向にのびる。

鈴・瑠・魁「!!」

ボールは、彼女の足の中—

歌「危ないわよ、人に気をつけなさい。」

すげぇ反射神経…

こいつ…何者?