二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナイレ*最強姉弟参上?!*参照3000突破…?! ( No.885 )
- 日時: 2011/09/04 03:17
- 名前: 伊莉寿 (ID: r4kEfg7B)
—波紋。
キャラ達の短編・5 *愛姫蜜柑〜I believe〜
また瑠璃花ちゃん、居なくなったの?
これが、私が知らせを聞いた時の素直な感想かな。だって…何か今までもそんな感じだった気がするの。
居なくなっても、また今までみたいに戻って来るよね?それにしても窓から飛び降りるなんて、皆の心臓に悪いよ。
寿命短くなっちゃう(笑)
うん、私は瑠璃花ちゃんが戻って来るまでずっとずっと待ってる。お日さま園のみんなと、一緒に待ってるから。
戻って来て—?
闇に眼を慣らして、昇った太陽を見れば、太陽の明るさに心は温まる。
厳しい冬を乗り越えなければ、訪れた春の暖かさを知る事は出来ない。
厳しさの後のちょっとした幸せって、とっても大きいと思わない?私は、そう想うんだけど。
さてっと!瑠璃花ちゃんが帰って来た時のお茶会の内容でも、考えよっかな♪
短編 * 信じられますか
迷わなかったのに。
春が、また来ると信じていたのに。なのに、貴女が居なくなってしまって私は…如何すれば良いの?
零れる涙を抑えようにも、ただ現実を押しつけられて受け付けられない想いが、雫となって溢れる。
私は貴女を信じて来たのに。
私は傍にいてほしいの、ねえ、願うのはそれだけ。こんな小さな願いすら、神様は、運命は叶えてくれないの?
苦しい。あれはサヨナラだったの?ねえっ、私はただ…
崩れる体を支える事が出来ず、ひざまずいて床を叩く。悲しくて、哀しくて、悔しくて、何かが許せない。
泣いても戻って来ない。それでも泣かせてよ。
感情を吐き出して、そうしないと自分が壊れそうで。そうしないと、私は貴女を恨んでしまいそうで。
私は貴女を信じて来た。何時だって、貴女の後ろを歩いて来た。だから迷う事も無かったのに。
信じるヒトが居ない街で、喧騒に紛れ込んだら何かを見失ってしまう。真っ直ぐなんて歩いて行けそうにもないから。
—神様、私は1人で歩かないといけないのですか。
ぎゅっと心臓を掴まれたような感情。
苦しみ、悲しみ、それを全て受け止めた上で生まれたこの感情は、何?
感情…じゃないのかな、感覚?
私は、今でも貴女を信じてる。
でもね、貴女を忘れられたら…って時々思うの。そうしたら、このぽっかり空いた心の穴を、忘れられるかな…なんて。
忘れろ、って言われて、失くしかけてようやく気付いた。
忘れられない、それどころかきっと存在は勇気になるって。だから私は、今でもずっと。
私は、貴女を信じてる。
ずっと、ずっと信じ続ける。きっと、貴女の帰りを待ち続けられます…。
*おわり*
「6」は続編のキャラかもしれない(・・;)あ、いえ続編のキャラですね。こういうのが書きたくなったんです。
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