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第１５話
　「なあ、サッカーやろうぜ〜!!」


　美「ら、雷門中学校サッカー部!?」

美弥日は目を丸くして叫ぶ
だが、咳を１回して

　美「初めまして手紙を書いた蘭桜学園サッカー部のマネージャー奏和美弥日です
ようこそ蘭桜学園へ」

と言う
そして、強引に美紗の腕を引っ張る
その時に美紗は小さく「ちょっと…」
と言った

　美「この子自己紹介した？」

美弥日は美紗を指を差して聞くと
雷門中のみんなは、
首を横にふった

それを見て美弥日は「やっぱり…」と言ったが

その後に
　美「彼女は、蘭桜学園サッカー部の蘭桜美紗だよ」

と軽く言うが、雷門のみんなは、硬直した
そして…

　円「ら、ら…」

円堂は肩を震わせながら
そういい、最後に

　円「きみ、蘭桜学園のサッカー部なの!?」

と言う
円堂は『蘭桜』と言う言葉よりも
『サッカー』と言う言葉の方が感づくようだ

その円堂の言葉、動きを見て
みんなは、こけるが…
円堂は気にせずに

　円「知ってると思うけど俺、雷門中サッカー部の
ＧＫでキャプテンの円堂守!
きみ、ポジションはどこなの!?」

と美紗の手を握りながら
美紗の顔を見つめる
その瞳はまさに先程
美紗とサッカーをした少年と同じキラキラと輝いた瞳
それを見た瞬間、美紗は「う゛…」鈍い声を上げ
１歩、後ろに下がった

　円「なあ、サッカーやろうぜ!!!」