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第２２話
　「試合中でも５００円玉は大切です」

吹雪が美紗の目の前へいく
そして「【スノーエンジェル】!」と叫ぶ
だが、美紗は軽々と後ろにジャンプする

それと同時に〔チャリン〕という音がした

その瞬間、美紗の動きがピタッと止まった

　美紗「あ…」

美紗は、そういうと
無我夢中でボールをそこら辺にけり

地面にはいつくばり
右手を地面に何回かつけながら
なにかを探していた

そして、美紗が適当にけった
ボールは「え？」円堂の真横でゴールに突き刺さっていた

　角「ご、ゴールです!蘭桜美紗が先制点を取りました!!」

角馬がマイクを興奮気味に叫ぶ

　円「すっげー!!!」

円堂は、相変わらずの超笑顔でいうが

一方の美紗は・・・

　吹「（汗」

まだ、地面にはいつくばっていた

　美紗「ム・・・・」

しばらく、これは続いた

そして1分後…

　美紗「あったぁぁ!」

といい
右手に５００円玉を持っていた

覚えているだろうか、先程、美紗が審判から奪った５００円玉である。

　吹「・・・（汗」

隣にいる吹雪は
苦笑いをしながら、美紗を見ているだけだった。