二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブン【中学再生作戦編】 ( No.326 )
日時: 2012/08/03 08:35
名前: 風風 (ID: 6xeOOcq6)


第7話
  「ぼくの気持ちもわからない偽善者が馴れ馴れしく近寄るな」


彼女は、ご機嫌が斜めのようで、
無表情だった顔がむすっとした表情になり、なにかドス暗いオーラを放っていた。

一方の少年は、怒ってもなく、イラついてもいない冷静な表情で、
美紗のもとへずんずんと進んでいた


 美紗「なんだい?まだぼくを怒らす気なの?やめて欲しいな——


          -パシィィンッ-

広いグラウンドで、乾いた音が小さく響いた。

そこには、右手を払った風丸と
左の頬を赤くした美紗がいた。
美紗は、一瞬なにが起きたのかわからず目を丸くしていたが、
状況を理解すると、鋭い目付きで風丸を睨んだ。


 風「お前、このままで本当にいいのか?
俺は、お前が無理を言っているしか思えない違うか?」

 美紗「そんなこと...」

 円「よーし!!しばらく休憩にしようぜ!!」


2人の会話に入ったのは円堂の声で、その声が入ると、グラウンドが一瞬でざわつきはじめていた。

 美「美紗、ドリンク飲む?」

 美紗「え?...あ、ありがと」

困惑する美紗に美弥日が笑顔でドリンクを渡すと、無愛想な言い方だが、お礼をして、ドリンクを受け取った。