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第１２話
　「絶対参加なんですか？」

　「み、さ？みさ・・・美紗！！」
美弥日は、慌てて美紗に近づく
そして、美紗の顔に自分の手の平を近づけると
　〔パシィィン〕
と言う乾いた音が聞こえた。
そう、美弥日が美紗の頬を思いっ切り叩いたのだ。
美紗の顔は、そこだけ、赤くなっていた。

〜しばらくすると〜
　美紗「・・・ん？だれぇ人が気持ちよく寝てるのにぃ」
と美紗が半目を開けながら喋る
美弥日は、震える手を抑え
　美「み、美紗、おきた？」
とＳＡＵＮＥＳで聞く
すると、美紗は
　美紗「・・・なんで居んの」
と言ってくる

これはガマンが難しい
美弥日は必死に抑える
叩きそうになると（我慢だよ我慢）と自分に言い聞かせていた。
そして・・・
　美紗「今日は休むって言ったでしょぉ、ちゃんと聞いてないのぉ」
とのんびりとした声が響く。

すると、美弥日の頭の中に
　『三振ストライク！アウト！！』
と言う言葉が流れた
そのとたん
　美「強制連行」
と言い
美紗の首元を掴み部屋を出た
そして、２階まで全力で降りる
最後の方は膝が笑って大変だったとさ

そして、扉を開けようとすると
　樹「げっ」
ターゲット発見。
美弥日が捕まえようとすると
樹鯔は、ドアを勢い良く閉め〔カチャッ〕鍵をしめた。

だが、そこで負ける美弥日では無い。
美弥日はルームキーを出すと〔カチャッ〕と回すだが
次の途端〔カチャッ〕と反対に回り出す
鍵を閉められたのだ。
　また、〔カチャッ〕と鍵を回す
すると〔カチャッ〕と言う音と共に鍵が・・・

　美「樹鯔ぁぁぁ！！！！」
と美弥日が叫ぶと
　普通に
　樹「よんだ？」
と出てくる

　美「強制だからね」
美弥日は再びＳＡＵＮＥＳを使うのであった。