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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 銀魂【花一匁】 ( No.13 )
- 日時: 2011/05/20 16:43
- 名前: 星兎 (ID: u3k5ctnm)
- 参照: 久々にカキコ来たわ^^
更新!
第零訓 生きるか、死ぬか
天人売買___
ここでは希少価値の高い天人などが売られる場所。
大抵天人の子供が売られる。
そして、1人の天人の少女が今売られている。
「この天人はどうだい?鳳凰族の生き残りだぞ!」
小さな檻の中に蹲っている少女。
体中には傷がたくさんあり、息を苦しそうにしていた。
「私が買います。」
「いいや、俺が買うぞ!」
「何言ってんのさ、あたしだよ。」
鳳凰族___
伝説の、天人最強の戦闘部族。希少価値も高く、よく売れる天人だ。
現在ではこの少女しか居ない。
「そこの天人に売るぞ!」
売り主が一番金をかけた天人に少女を渡す。その際には檻から出さなくてはいけない。
そして少女を檻から出す時、急に少女は走り出し、逃げた。
体力もあまり無いのに必死に逃げる姿を見て天人達は追いかけなかった。
どうせ、体力が無くなったら殺せばいいだけの事。
「あ、逃げた・・・」
少女の走ってる姿を高い所から見ている、宇宙海賊・春雨の幹部、神威と阿伏兎。
「どうする、一応処分はしておくか?」
隣で阿伏兎が神威に話しかける。神威は笑顔で少女の走る姿を見つめていた。
神威のアホ毛が風に揺れ、それは何だか楽しそうに見える。そして恐ろしくも見える。
2人は夜兎族の武器といえる傘を構え少女を追っていく。
「ねぇ阿伏兎、鳳凰族ってあんまり戦いを好まない性格だけどさ、力を発揮したら凄いのかな?」
「知らねぇよ。ま、団長なら勝てるんじゃないか?」
阿伏兎が呆れたように言う。そしてふふっ、っと神威は笑い、物凄いスピードで阿伏兎よりも先に少女を追いかけに行ってしまった。
0話終わり
地味な終わり方をしてしまった・・・。
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